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「今年もクレームお断り!」発表!第4回“アダルト”アカデミー賞!【中編】AV業界のプロライターが本音で選んだ“ガチでオススメしたい”この1本!

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最もすごいVR作品に贈られる『VRデミー賞』

――VRの話も出ましたので、VRデミー賞の選考に移りましょう。これは普段からVRを見ている東風さんの独壇場になりそうですが。

東風 エロさで考えると『ママフェチVR 青木玲 【母があまりにもエロ過ぎるので、朝勃ちチ○ポをぶちこみイカセまくって膣内射精してしまった…』(SODクリエイト)ですね。まさか2018年に青木玲さんのVRが見れるとは思わなかったです(※注 青木玲さんは2003年にKUKI専属としてデビュー。その後数度の引退や復活を経て、現在は熟女AV女優としてなんとマドンナの専属として活躍)。彼女は2010年頃に母乳モノを出していたので、おそらくガチで〇学生くらいの子供がいると思うんです。

――なんちゃって熟女が多いAV界ではありますが、子供がいるのはバーチャルじゃなかった!

東風 そうなんです。現実の世界でもこのVR作品みたいに、普段はしっかり子育てされてるのかもしれませんね。この作品ではママの青木玲さんが見ている人の母になってあやしてくれたり、AVなのでフェラとかもしてくれるんですが、旦那の話が一切出てこないんですよ。

――あれっ?(笑)

東風 たぶん「シングルマザー」という裏の設定があるんでしょうね。そして性のはけ口を息子に見出しているという。

――ちょっと待ってください。ヤバデミー賞のカテゴリーに入ってしまうんですけど(笑)。

東風 そして見て下さい(と、サンプル動画を再生)……台所のコンロの上に、カセットコンロが置いてあるんですよ!

――なんなんだ(笑)。こんないい家なのに。

安田 わかった。旦那がいた頃はいい暮らしをしていたけど、離婚して家はもらったもののガスコンロを修理できないぐらい生活に困っているんだ!

東風 だからVRですごい状況に放り込まれるんですよ。冒頭はずっと青木玲さんがぼくのためにごはんを作ってくれるシーンがずっとあって、「これエロいのかな?」って思っていたら急にこぼしたところを拭いているうちにフェラが始まるという。

――AV版『血の轍』(※ビックコミックスペリオールで連載中の毒ママ漫画)ですね(笑)。ちなみにVRで熟女って結構あるんですか? 

東風 熟女AVのターゲットがVRを見る層じゃないのでそれほど多くないんですが、この作品みたいに自分たちの青春時代に見ていた女優さんが熟女となってVRに出演というのは、結構ありだと思うんですけどね。

沢木 ああ、熟女の身体だねえ。

東風 乳首とかもいい感じに黒ずんでねえ…。

――東風さんは現在どの位VRを見ていますか?

東風 月刊FANZAでVRAVの連載があるので、仕事として月に2本、その他も合わせたら月に5,6本ぐらいですかね。あ、あと割引の時にまとめて10何本買ったりすることもありますけど。

――「本」って…もはやディスクさえもないVRをそう数える東風さんのガチさがすごい。そんな中選ばれるのが『ママフェチ』とは。

安田 でもVRって基本フェチだからね。

東風 そうですね。イチャイチャ系が多いんですけど、どの設定になるかというのが醍醐味ですね。例えばみいなな(川上奈々美)ちゃんってすごく演技が上手くて、恋人設定のVRだとすごく臨場感があるんです……あるんですけど、みいななちゃんと付き合えばVRと同じことはできるじゃないですか。

――何言ってるんだ、この人は(笑)。

東風 でも、青木玲さんの子供になることは現実世界では絶対無理じゃないですか。VRっていうのはそういう不可能なことを疑似体験できるんですよ!

誠に勝手ながらおめでとうございます!

最も他社にパクられ、AV界に影響を与えたシリーズに贈られる『パクデミー賞』…乳首をず~っとこねくりっ放し性交 椎名そら』(MOODYZ

最も「おいおい、このご時世に大丈夫かよ…」と思わせたメーカーに贈られる『ヤバデミー賞キチックス/妄想族

最もエロく抜けた作品に贈られる『ヌキデミー賞』…(三者三様でまとまりそうにないので)該当者無し

最もすごいVR作品に贈られる『VRデミー賞』…ママフェチVR 青木玲 【母があまりにもエロ過ぎるので、朝勃ちチ○ポをぶちこみイカセまくって膣内射精してしまった…】』(SODクリエイト)

《次回へ続く…》
(画像引用:FANZA
 
沢木毅彦(さわきたけひこ)
80年代、アダルトビデオ黎明期の頃から雑誌で執筆活動を続ける。
制作側としてAVや成人や一般映画の脚本家としても活動。
現在、雑誌『月刊FANZA』やWEB媒体でインタビュアーとしても活動している。

安田理央(やすだりお)
フリーライター、アダルトメディア研究家、その他いろいろ。
80年代よりAV業界に関わり続けている。近著に『AV女優、のち』(角川新書)など。
現在、70年に渡るエロ本の歴史本を執筆中。

東風克智(こちかつとも)
AVが好き過ぎてブログでAVレビューを趣味で書いていたら、気が付けば職業がAVライターに。
現在は「週刊大衆」「週刊プレイボーイ」「月刊FANZA」「FANZAニュース」などで連載。
ネット番組『AV紳士』のMC。エロワードを並べて架空AVタイトルを作るカードゲーム「エロポリー」を開発。

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