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【映画を観た後のような充実感をAVでもたらせてくれる、リアリティに長けたドラマモノを撮る・イージー松本監督インタビュー】映画学校出身の丁寧なドラマモノを撮る監督に、作品のこだわりやAV監督になるまで、新作のミドコロなどを伺って参りました! 『一番大切なのは「観た人が感情移入する」ことだと思います。』【前編】

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現在、SODのエース監督として活躍されるイージー松本監督! 私は毎回、監督の作品を観ると映画を見終わった後のような充実感に包まれます(もちろんエロくてめちゃくちゃ抜けます)。
今回はそんな松本監督に「作品やサンプルのこだわり」そして、人気シリーズの「桃色かぞく、催眠モノを撮るようになったキッカケ」、そして「最新作のミドコロ」や「AV監督になるまで」を伺って参りました!ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全3回・前編)

「一個目で踏み外しちゃうと、その後のエロがエロく見えなくなってしまうので、一個目は丁寧に描くようにしています。」

—— 初めてまして、イージー松本監督! いつも作品たくさん観ております! 本日は松本監督に聞きたいことを全てぶつけさせて頂きますので、ぜひ宜しくお願い致します‼︎‼︎

イージー松本(以下、松本)初めまして(笑)! いつも色々と作品を見てくれてありがとうございます! Twitterで、リボさんが僕の作品をレビューしてくれているのは拝見しております! あ、そうだ! リボさんって今、28歳ですよね?同い年です! 

—— え!?1992年生まれということですか?

松本 はい! そうです! 

—— (同い年として一気に距離が縮まった気がした私は、「高校の入学式の日って歴史的大雨でしたよね。」や「成人式の日は大雪で大変でしたよね! 」と、同い年トークを展開しようと思ったが、取材時間は限られていたので心に留めておいた。)

松本 本日は宜しくお願い致します! 

—— まず、松本監督! 監督が撮られた、本庄鈴さんの新作「無断キャンセル女子大生レ×プ 本庄鈴 才色兼備のミスコングランプリがたったこれだけでクズアルバイトに中出しされ人生終了」はめちゃくちゃ良かったです‼︎
AVの域を越えた〝怖さ〟の演出が素晴らしく、そのフリがしっかりあった為、涙ながらに本気で怯えて嫌がりレイプされる本庄さんの姿がたまらなく興奮させてくれました‼︎‼︎

松本 熱量が凄くて嬉しいです(笑)! あの作品は元々第一弾で、小倉由菜さんで撮ったんですよね。その頃かちょっと前くらいに、「居酒屋や旅館の無断キャンセル」が問題になっていたんですよ。なので、この時事ネタを取り入れようと思って撮ったのが始まりですね。それで、「少し暗い作品にしたい」と考えて、「社会性も何も無いフリーターの男が、〝無断キャンセル〟という弱みを握っただけで女性をレイプするという設定で、なんだかんだ視聴者が、この主人公の男に感情移入するようにしたい」と思って撮ったのが、結果的にホラーみたいになってしまった感じはありますが(笑)。

—— 本庄さんが実の父親に犯されてしまうシーンは、迫力があって素晴らしかったです‼︎

松本 あれは「無理やり犯される」というシーンなのですが、それまで僕は近親相姦の作品を撮っていたので、この〝無理やり〟っていうのをやってみたかったので、入れた感じですね。

—— この作品もそうですが、松本監督の作品はリアリティが物凄くあり、人間性を本当に丁寧に描かれていますよね。

松本 エロだけじゃなくて、ちゃんとエロの前のフリの部分を丁寧に描こうと思ってやっていますね。セックスシーンは基本的に、さほど違いはでないと思うんです。なのでそれを違く見せるには、その前のドラマ部分が大切だと思うので意識して撮っています。

—— 本庄鈴さんのイラマチオをされている時なのどの、表現力が抜群だったと私は思ったのですが、監督から見てはいかがだったでしょうか?

松本 本庄さんのお芝居はとても良かったですね。長い尺を取った、イラマのシーンもずっと見ていられましたし、カットを一度もかけずに撮ったんですよ。それは男優さん含めて、良かったからなんですけどね。
僕は、本庄さんがデビューして4~5本目くらいの、コスプレモノを撮ったんですけど、その時に比べて物凄く洗練されていて、僕が言うのは偉そうで何ですけど、めちゃくちゃ成長されたと思いましたね。今作で見せてくれた本庄さんのお芝居は凄かったです! 

—— この作品で、監督が一番気に入っているシーンを教えて下さい! 

松本 主人公の男が、本庄さんの家に勝手に忍びこんでいて、恋仲になりかけている友達とリモートで話している時に、後ろから襲って寝取るシーンですね。「リモートで寝取る」ということをあまりやったことがなかったので、良かったと思います。
このシーンはずっと回しっぱなしでスマホで撮っていて、モニターで確認できなかったので少し怖かったんですけど、上手く撮れていたので良かっなと思います。

—— このシーンの、主人公の男が本庄さんの後ろに隠れていて、リモートで彼が「今、誰が後ろにいなかった…?」と気づくホラーシーンは、めちゃくちゃ怖くてドキッとしました(笑)。

松本 あれは最初のエロのシーンだったので、意図的に〝怖さ〟を出しました。僕は物語上の最初のエロシーンは、こだわって撮っています。1シーン目で踏み外しちゃうと、その後のエロがエロく見えなくなってしまうので、1シーン目は丁寧に描くようにしています。

—— 監督は、作品の演出はどこまでされるのですか?

松本 僕は台本さえしっかり出来あがっちゃえば、今回の本庄さんみたいなできる女優さんだったら、特には演出を加える必要は無いかなと思っています。
でも一つこだわりを言うとしたら、「役の気持ちになってやる」っていうことも大事だと思うんですけど、「結局その気持ちになったとしても、映像で映っていないと意味が無い」ので、一番大切なのは「観ている人が感情移入できる」ことだと思うので、気持ちよりも視覚的要素を入れますね。
例えばレイプシーンを撮っていて、「気持ちにはなってるけど、ヤられている感が少ないな」と思ったら、「もう少し相手の手を掴んで震わせて! 」とか「5秒くらい間を置いて、目線をこっちからこっちに動かして! 」とか、具体的に動きで演出をつけちゃいます。
気持ちになっていても、映像に映っていなかったら意味がないですからね。

—— 3月11日に発売された、椿りかさん主演の新作「昔はカッコよかった 実写版 活発だったけど今は不登校の姉と弟の少し切ない純愛えっち 椿りか」のミドコロを教えて下さい! 原作が、SNSでも超話題になった、累計6万DL以上という名作同人漫画ということですが。
松本 元々僕は近親相姦のドラマモノを撮っていたので、この作品の原作を観た時に「ちゃんと登場人物を感情を描いている作品だな」と思い感動しました。それで、原作者の方に連絡をして、僕も近親相姦の作品を撮ってきたことを伝えて、実写化のお願いをして、了承を頂き実現したんですよ。
この作品は、お姉ちゃんと弟の話なのですが、ただセックスするだけじゃなく「目に見えない姉弟間の感情」を原作で丁寧に描いているので、映像でもちゃんと表現しなきゃと思い、気合を入れて撮りました! 
なのでミドコロとしては、この部分を観てほしいですね。

—— 椿りかさんはいかがったでしょうか?

松本 凄い方でしたね…! 原作のお姉ちゃんのキャラクターが物凄く難しいんですよ。「これを原作通りに映像でやると、ちょっと変な感じになっちゃうかもな」って思っていたんですね。それを彼女なりに、原作のキャラクターを吸収してやってくれて、「活発だったお姉ちゃんが、ダメになっちゃう」っていうギャップを完成させていたんですよね。上手く自分の中に役を落とし込んで、キャラを作っていたので素晴らしいなと思いました。

—— 前編ラストの質問になります! 3月11日デビューされた、注目新人の朝日ひまりさんのデビューを松本監督が撮られましたが、朝田さんの印象や作品のミドコロを教えて下さい!

松本 朝日ひまりさんは、アイドルっぽいガッチリ王道路線で可愛い方なので、デビュー作はオススメしたいです。それまで僕の作品は、わりかし暗い作品が多かったんですけど、この作品は「ポップにとことん可愛く撮る」というのをテーマにしました。それがしっかりと撮れて見せられたと思います。

—— 私も朝日ひまりさんのデビュー作は観ましたが、監督がおっしゃり通り、王道にめちゃくちゃ可愛い方でした!!!!  小柄でGカップ巨乳に、感度良好でたちの良い乳首! そして、太腿との境がハッキリとしているプリ尻も最高でした!! 初脱ぎの恥じらいは、物凄く可愛くて興奮させてもらいました……! 

松本 ちょっと前まで18歳の高校生だったので、「今どきの高校生ってこんな感じなんだ。こんなことを思って、こんな仕草をするんだ」っていうのを伝えたかったんです。それもしっかり撮れたと思うので、ぜひそこにも注目してほしいですね!

以上、イージー松本監督インタビューの前編でした! 新作のミドコロを監督さんから直接聞けることなんて中々ないので、ぜひ気になった作品があればチェックしてみて下さい! 次回の中編では、「サンプルのこだわり」、人気シリーズの「桃色かぞく、催眠モノを撮るようになったキッカケ」などの話を伺います! ぜひお楽しみに! 

中編予告
・人気シリーズ「桃色かぞく」を撮るキッカケとなったのは、あの有名なTBSドラマ!?
・「催眠モノ」を撮るキッカケとなったある人物とは!?

乞うご期待! 

イージー松本

1992年生まれ。リアリティに長けたドラマ作品を得意とする、SODのエース監督。人気シリーズ「桃色かぞく」や催眠モノの作品が有名。

リボルバー・ヘッド @RevolverHead01

AVを心から愛する芸人。28歳で既婚者。過去には女優さんのリリースイベントに通っていて、お会いした女優さんは200名以上。過去観た作品は、イチ○ー選手の安打世界記録(4367本)を越える。AVに関するコラム多数執筆中。趣味は筋トレで、ベンチプレスは150キロを上げる。

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