お店にうかがった際、「話のし甲斐がある人気の女のコがいるので是非」と言われ、どんなイケイケ(死語?)な女のコだろと思っていたら、予想外に清楚なワンピース姿のお嬢様だった!
最初は風俗ってデリヘルだけなんだと思っていました(笑)
──ましろさんって、風俗は吉原がスタートなんですか?
「関西にいた頃デリヘルで働いたのが最初です。風俗ってソープとか色々あるの知らなくて、デリヘルだけだと思ってたんです。友達とかに話を聞いているうち、東京に吉原という日本一のソープ街があると聞いて、どんなところか行ってみたいなと思い始めたんです」
──そもそも、風俗を始めたきっかけは何だったんですか?
「元々性欲が強くて(笑)。私、元刑務官なんですけど…」
──刑務官って、刑務所の!?
「そうです。家が堅くて、 小さい頃からずっと勉強勉強の毎日だったんですけど、ギャルとか遊んでる女のコを見て憧れがあったんですね。で、16歳くらいの時に親に内緒でナンパサイトとか見て、そっからエッチにハマって。表ではいい顔をして、裏では遊んでる背徳感が刺激的でした」
──デリヘルはどんなタイミングで?
「刑務官を辞めて事務職で働いてた時、週1回ぐらいアルバイトしてたんです。その後、上京する機会があって吉原に来ました」
──憧れの?
「そうです(笑)」
──その時は、ソープがどういうところとかは、分かってたんですか?
「友達に教えてもらってはいました(笑)」
マットの女王も頭を抱えた苦悩とは?!
──マットや接客はどうやって覚えたんですか?
「最初の店でお会いしたお姉さんに手取り足取り教えていただきました。それまでは、風俗ってヤルだけのお仕事だと思ったんですけど、色々教えてもらって奥が深いんだなと。そこから吉原が好きになって」
──ソープのどんなところが好きですか?
「マットです。一番テクニックが見せられるじゃないですか。でも、お客さんに聞くと、マットしてもらったことがないとか、そもそもマットがない店も多いらしいんですよ。それで、初めてマットしてあげたら、『スゴイ!こんなのがあるの今まで知らなかった!!』って感動してくれて、それが嬉しかったですね」
──逆に、苦労されたことは?
「お客さんの中にはいろんな人がいて、お風呂入りたくないとか、アレしてくれ、コレさせてくれとか。そんなお客さん全員に合わせられるのが、一番売れる女のコだと思うんですけど、それが私にはできなくて…。それで、お客さんが減ってしまった時期があったんです。どうしようかと結構悩んだことはありました。でも、今は吹っ切って自分は自分のキャラでいこうと。ランキングも気にしないようにしました」
──どういうふうに考え方を切り替えたんですか?
「すごい悩んで、指名のお客さんに相談したら、『ましろさんは、ましろさんのままでいいんじゃない』と言われて、 『これでいいんだって』って思うようになりました」
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