エミ（21歳・AV女優）東京都在住。AVモデル事務所に所属して２年が経つというエミちゃん。仕事が少なく、生活するためにバイトをしているそうだが月収はAVとバイト合わせても15万程度だとか
AV女優といえば、カメラの前でセックスをするのがお仕事。
それなのに、今までセックスする仕事が一度もなかったという驚きのAV女優がいたんです!!
ギャラは２万でいいですよ？
最初に申し上げておきますが……今回はもしかしたら、皆さんにオナネタを提供するはずのエロ本に、登場すべきではない女性をご紹介することになるかもしれません（笑）。
というのも、今回の主役は自称「日本イチ売れないAV女優」。一応、AVモデルのプロダクションに所属しているれっきとした女優さんなんですが……。まずは、マネージャーさんに、そのコについて聞いてみました。
「ウチにきて２年なんですけどね。仕事したのは数えるほどで、しかも一度も普通のAVの仕事したことがなくて……正直カワイクないんですよ（笑）恐らく本人も、しばらくしたら諦めてこの仕事を辞めるだろうから、売れてないとはいえAVやってたのが後になってバレないように目線は入れてやってくれませんか（笑）」
なるほどねぇ……普通のAVの仕事をもらったことがないということは、セックス撮影がなかったということでしょうか。また、数少ない中でどんな仕事があったのか気になるところ。
ということで、チャレンジャーな実話大報は、せっかくだからとセックスありのインタビュー取材を申し込んでみたというワケ。すると、
「マジですか？ 彼女も記念になると思います（笑）。目線入れてもらえるならギャラは２万でいいです。事務所の取り分はいりませんからよろしくお願いしますよ！」
と、大喜びのマネージャーさん。ではさっそく、ということで、その翌日に彼女とお仕事することになった記者、なんですが……？
え…ホームレスじゃないよね？
午後１時、待ち合わせ場所にいくと、そこには地べたに座って菓子パンを頬張る、家出娘みたいな女子がポツリ。
「あのぉ、実話大報なんですが、もしやあなたが……」
と、恐る恐る話しかけると、
「あ、よろしくお願いします。日本イチ売れないAV女優のエミ、21歳です！ 今日はお仕事ありがとうございます！ あ、すみません、お腹すいちゃってたもんで！ お金ないので、食事はいつもこんな感じです！」
いやぁ、出会いの場面としては超衝撃的でしたねぇ。言っちゃなんですが色気もなにもないというか。言いませんでしたが服がみすぼらしすぎてホームレスかと思ったじゃんか！ って感じでしたから（笑）。
で、元気だけが取り柄って感じのエミちゃんと移動したんですが、これからセックスするわけですから場所はもちろんラブホ。すると、
「うわー、ラブホ超久しぶりですぅ」
と何だか嬉しそうな彼女。一方、記者はホテルの人に〝家出少女を連れ込んでる〟なんて思われないかとヒヤヒヤしながらのチェックイン。では、セックスはあとにして、まずは話を聞かせていただきましょうか。マネージャーさんが「普通のAVのお仕事をもらったことがない」と言ってましたが？
「そうなんですよぉ。私、こんな見た目なんで全然モテなくて。で、AV女優になれば飽きるほどエッチできると思ってこの業界に入ったんですけどねぇ。なのに、セックスがあるお仕事は一回もさせてもらったことないんですよぉ（笑）」
と、普通ならヘコんでそうなところ、実に明るく話してくれるエミちゃん。彼女の名誉のために言っときますが、性格はいいんですよね、とっても。で、どんなお仕事をしてきたのかな？
「そうですねぇ……トイレの盗撮ものが多かったかな。オシッコだと安いんだけど、ウ●コだとギャラが倍になるんですよぉ（笑）」
フェチ系の仕事ばかりなんです
「あと、両手両足を固定されて、ひたすら体をくすぐられるヤツとか……あと、同じパンティを１週間履き続けて、汚れを見せるヤツとか（笑）。あ、逆に何日も洗ってないオチ●チンの臭いを嗅ぐっていうのもありました。あれはキツかったぁ。で、一番最近は１ヶ月前で、カメラの前で陰毛を剃られるってお仕事でした」
なるほど、とにかくフェチ系AVのお仕事ばっかりだったというわけですね。で、今回は……これからセックスするわけですけど。
「えへっ、AV始めてから初だから嬉しいです♥ あ、でも私なんかじゃ興奮しないですよね？」
いやいや、せっかくだからしましょうよ。
「えへっ、いいですかぁ？ いやぁ、でも緊張するなぁ」
じゃあ、フェラからお願いしようかな。
「あ、はい！ うわ、オチ●チン舐めるの超久しぶり。処女喪失のとき以来かも」
聞けば、初体験は15歳で、出会い系でオヤジ相手だったというエミちゃん。フェラが６年振りって、どんなAV女優だよ（笑）。ホント、いわゆる〝カラミ〟の撮影がなかったんだねぇ。
で、そんな彼女だけに受け身になるとどうしていいか分からないらしく……。
「あはは、くすぐったーい」
てな感じでAV女優感ゼロ。最後はローションで濡らしたオマ●コになんとか挿入させてもらったんですが、アエギ声もイマイチな感じなんですよねぇ（笑）。本人は、
「気持ちよかったですぅ」
なんて言ってたけどAV女優も色々ですなあ。やっぱ、マネージャーさんが言う通り、AVから足を洗って、事務仕事でも探した方がいいかも。エミちゃん、性格はいいからきっとオジサンたちに可愛がられるよ！
（掲載/「実話大報」2017年10月号）
