風俗

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どこか異質な空気に満たされた室内…ぞっとするような美しさ…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.29・東岡町遊廓

裸になったら私のような者でも人に受け入れてもらえるかも。そんな思いで19歳の時に飛び込んだ性風俗の世界でしたが、甘いものではありませんでした。30歳をすぎたころには肉体的にも精神的にも限界にきていました。肉体労働でもあるソープの仕事、そして
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日本の失われたわびしさがにじみ出るような世界…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.28・大阪西成

今年で5回目の大阪西成。飛田新地の最寄り駅である動物園前駅周辺には旅行者も利用できる安宿が多くあります。2,000円〜3,000円程のユースホステルに宿泊し、少しでも旅費を節約していました。ですが、西成は労働者のためのドヤ街です。私のような
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現代を生きる私たちに何かを伝えてくれているかのような場所…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.27・飛田新地の歴史を今に伝える「飛田会館」

現役の色街として知られる大阪・飛田新地。飛田の歴史を今に伝える「飛田会館」を撮影することができました。かつては陸軍憲兵隊の分所も置かれ後世に語り継ぐべき建物です。外観からは想像できない世界が広がっていました。この日の大阪は警報が出るほどの大
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いくつもの悲しい歴史が詰まっている吉原遊女の投げ込み寺…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.26・吉原遊女の投げ込み寺「浄閑寺」

吉原遊女の投げ込み寺として知られる「浄閑寺」へ久しぶりに訪れました。ここにはいくつもの悲しい歴史が詰まっています。安政2年(1855)の大地震の際にたくさんの吉原の遊女が投げ込むように葬られたことから「投込寺」と呼ばれるようになりました。中
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東京に住んでいても、なかなか足を踏み入れることがない街…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.25・吉原の路地裏

日本最大のソープ街吉原。表通りはソープランドの送迎車が慌ただしく行き交い、よそ見をしているとうっかりひかれそうなほどですが、裏通りはとても静かです。そして路地をのぞくと、よくぞこの時代まで生き残ってくれたと賞賛したくなるような建物が存在して
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日本人が独自に生み出したユーモアあふれる文化…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.24・吉原

「吉原」という場所は東京に住んでいてもどこにあるのか知らない人が多いようです。 とくに女性は遊廓の歴史について知っていても現在のソープ街については当然ですが関心のない方がほとんど。先日ある女性から「紅子さんは花魁だったんですね」と言われ、い
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昭和が遠い彼方に消えつつある中、奇跡のような風景がいくつも残されている街…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.23・(続)昭和風俗の文化遺産北九州市小倉

今年9月に訪れた北九州市小倉。九州の玄関口、長崎街道の起点として発展した街です。小倉駅の西側すぐの場所には、昭和の猥雑感を色濃く残す成人映画館、ストリップ劇場、そして昭和風俗の代表ともいえるテレクラまでもが静かに佇み、さらに進むとソープラン
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昭和風俗の文化遺産ともいうべき街並みや劇場が生き続けている場所…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.22・昭和風俗の文化遺産北九州市小倉

全国の色街を撮影する中、今年9月に訪れたのは北九州市の中心部にある小倉。駅から西に歩いてわずか1分の場所に昭和の猥雑感を色濃く残す一角がありました。今や絶滅危惧種となった、成人映画館、ストリップ劇場、そしてテレクラまでもが並び、胸が高鳴りま
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渡船でしか行くことのできない特別な…最後の桃源郷…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.21・売春島

今年7月売春島として知られる渡鹿野島へ女ひとりで宿泊しました。周囲約7キロというとても小さな島です。東京から約6時間、渡船場から島までは小さなポンポン船に乗って3分程で到着。売春島の象徴とも言える「シーサイドホテルつたや」が聳え立っていまし
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関東では見かけることがなくなった風俗がまだ現役として生々しく残されていました…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記vol.20・沖縄栄町社交街

私が風俗街を本格的に撮り歩くようになったのは2年前、48歳の時です。中年女が夜の街をひとり歩く。冷静に考えるとかなり頭のおかしな行動かもしれない。でもその闇に吸い寄せられ、裏街道を歩くことに心地よさを感じていました。そこには世間の常識から解
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