自称「鬼性欲ブス」のライター・藍川じゅんが、自らの強すぎる淫欲を満たすため、ありとあらゆるOCCC(おちんちんチャンス)にチャレンジ!
お久しぶりの第12回は久しぶりのリアルエロ話??
クンニ選手権優勝者の超絶テクニックに酔いしれたお話。
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「汚い、臭い、デカイ、遅漏」の四重苦まんこ
私のまんこは、生まれながらにして「汚い、臭い、デカイ、遅漏」の四重苦を背負っています。
濃い灰色となった大陰唇は固く分厚く肥大し、ジャバザハットのような質感になっており、最近は陰毛に白髪も交じり始めたので、爺の睾丸そっくりで非常に汚い。
また、産婦人科医に「だって臭いもん」って言われたことがあるので、臭いに関してはプロのお墨付き。そして、陰核から膣口までフルマラソンくらいの距離がある。
そんなものをクンニで10分以上舐めさせておいて、「やっぱイケなさそうなんで、もう大丈夫です…」と制する時の申し訳なさは尋常ではありません。
汚くて、臭くて、でかくて、遅いものといったら、もう象以外ないわけです。
現生最大の陸生哺乳類が眼前に現れてしまった際のショックと戸惑いを思うと大変心苦しく、クンニの後はいつも自己嫌悪に陥っていたのですが、舐め犬(クンニ専門のM男)の方々に出会えたおかげで、長年のクンニ嫌いを克服し、少しずつ楽しめるようになりました(詳細は『女の性欲解消日記』をご覧ください)。このエピソードを元に「犬にたすけられた象」っていう絵本書いたらベストセラーになりそう。
で、先日。クンニ談義をしている時、「全日本クンニ選手権」優勝者のクンニクマン・ソルジャーさんという男性に「クリトリスの皮を剥くとくすぐったくなっちゃうんだけど、相手にどう伝えたらいいですかね?」となにげなく相談したところ、
「まず上杉謙信をイメージしてもらって、『顔からじゃなくて白い頭巾ごと舐めて』って言えばいいと思います」
と教えてもらい、目から鱗が落ちました。
私は皮オナニー派のため、クリトリスの皮を剥かれると敏感になり過ぎて「ほよよよよよよよよよ」とバグったアラレちゃんみたいな喘ぎ声が出てしまうんですが、男性側にこのバグりの原因を的確かつやんわり伝える方法がわからなかった。「今、それ顔!上杉謙信の顔舐めてる!白い頭巾ごと舐めて動かして!」 と言えば、わかりやすいし面白いから角も立たない。
さすがクンニスト。女性の気持ちに寄り添ってくれている。
「Sさんのクンニを体験してみたいです!」
ふと思い立ち、「ソルジャーさんのクンニを体験してみたいです!」と図々しいお願いをしてみたところ、快く引き受けてくださった。優しい。さっそくラブホテルで舐めていただくことに。
シャワーで体を清め、白いバスローブを羽織り、対峙するソルジャーさんと私。その姿は、さながら「二輪」に挑む藤木源之助と牛股権左衛門のよう(漫画『シグルイ』の話です)。舐めて、舐めてくださいまし! 汚い、臭い、でかいまんこを!
下腹部や内腿から、焦らすように少しずつじわじわと舐めていくソルジャーさん。少しずつ漏れる声。お待ちかねの箇所に、温かな舌が乗る。
いきなり「それです!」っていう正解の動き。
「あっ気持ちいい…! それ、何ていう技なんですか?」
「これは、『蝉丸』ですね」
と、キッパリ答えるソルジャーさん。
「ああっなんかすごい動きしてる! これ何ていうんですか?」
「『ラバーカップ』です」
「あーーやばい、気持ちいいっ…これは?」
「『蝉丸』をベースにしながらの『サカナクション』です」
この人、まんこ舐めながら明瞭な答え返してくる!
あとなんかすごいキリッとしてる!!
ちなみに『蝉丸』は皮ごと舐めるクンニ(上杉謙信の例はこの技を応用したもの)で、『ラバーカップ』は、吸い付いてから勢いよく離すクンニ。『サカナクション』は「新宝島」のリズムで、ていね、ていね、ていねいにー、舐めるクンニだそうです。
全ての動きに名前と意味がある。すごい。
わざわざ言うまでもないですが、めちゃくちゃ気持ちいい。
他にも『リップスライム』『食蟻獣(アリクイ)』『アナスイ』『廬山昇龍覇』『マンドリル』など、合計14の技を堪能させていただきました。
丸1時間、全力で喘ぎっぱなし。全日本クンニ選手権優勝のキャリアは伊達じゃなかった。
終了後、ソファでくつろぎながらどうしたらそんなに上手くなれるのかと聞いてみると、ソルジャーさんはいつもの穏やかな口調で言いました。
「嫌なことはしない、不快にさせないって心がけてるだけですよ」
か、かっこいいーーーー!!!(口の周りマン汁でベトベトだけど)
クンニだけじゃなくセックスに関する全てに通用する名言。ソルジャーさんのクンニが多くの人に支持される理由がわかった気がします。
ちなみに、この記事を書くにあたって、久々に自分のまんこを見てみたら、想定の30倍くらい汚くてびっくりしました。
ソルジャーさん、ひどいもの舐めさせてしまってすみませんでした。
でもまた舐めてください。