いよいよ引退目前!! AV女優・上原亜衣ちゃんラストインタビュー！！「私、本当に最後までキカタンで良かったです…」

「引退にあたっての後悔はありません」

ーープレイ中心の作品、ドラマ作品、一風変わった企画モノ、ドキュメントなど、自分にとって一番ハマッたのはどれだと思います？

亜衣「なんだろう…、たぶんソフト痴女ですかね？」

ーーじゃあ演技力を求められるドラマ作品はどうですか？

亜衣「わりと褒めていただくことが多かったんですけど、じつはセリフがなかなか覚えられなくて（笑）個人的には苦手でした。何回も違う角度から撮らなきゃいけないし、それにも慣れなくて」

ーー目標としていたけれど達成できなかったこと、引退するに当たっての悔いはありますか？

亜衣「ないですね（即答）。じつは全メーカーへの出演制覇という夢はあったんですけど、できなかったのはそれくらいかな」

ーーちなみに出られなかったメーカーというのは？

亜衣「S1、溜池ゴロー、ミニマム、キャンディとか、いろいろありましたよ」

ーー女優・上原亜衣のイメージとしては気弱で儚げな少女という印象がありました。実際のところはどうだったんでしょう？

亜衣「最初の頃、そういう作品が多かったからですかね。実は私、Sなんです（笑）」

ーーあれ？（笑）

亜衣「でもSはMにもなれるじゃないですか、だから作品としてはどちらもこなすことができましたね」

ーー上原亜衣に憧れる女性ファンも多いですが、実感はありましたか？

亜衣「そうですね。女のコでも地方のイベントに来てくれたり、それに私のファンの方は男女も仲が良いんですよ」

ーー本中での引退作も100人シリーズで、撮影にも多数のファンが参加したとか。

亜衣「屋外での撮影があったんですけど、気温マイナス5度とかで大変でしたね。でも今回は共演モノではなかったので本当に私のファンだけしかいないから熱気がすごくて、なんだか宗教みたいでした（笑）」

ズバ王のグラビア撮影の合間にランチをパクリ♪

ーー引退作の内容について教えてください。

亜衣「私が指名した女優さんやスタッフさんにも来てもらいました。監督さんが20人くらいいて、男優さんも多かったんですけど、それぞれの個性が出てて面白かったですね」

ーー業界全体に暖かく送り出されてる感じですよね。

亜衣「本当にありがたいですよ。撮影の現場に200人くらい来てくれて、最後に集合写真を撮ったんですけど、すごいことになってて！」

ーー他のメーカーで引退作を撮るとなると感傷的な作品になると思うんですけど、そこがまた本中らしいです。

亜衣「いっぱい色んな人を集めてもらうのが私の願いでもあったんです。だから本中さんには感謝ですね。単体に憧れるコも多いけど、私は本当に最後までキカタンで良かったと改めて思いました」

ーー今後も現役を続けて行く女優さんたちに思うこと、メッセージはありますか？

亜衣「私も昔そうだったけど、企画女優で有名になりたいと思ってるコ。やっぱりファンの方々やスタッフさんを信じて、なるべくNGを減らして頑張れば、誰かきっと見てくれてるし、頂点に立てるから頑張って欲しいな、と」

ーー連日の撮影を終えた今、どんな感じで日々を過ごしていますか？

亜衣「今でも引退するという実感が湧かなくて、周りに言われて『ああ、引退するんだ…』と思うくらいで。ファンイベントもたくさんあるし、写真集やフォトエッセイも出るので、全部終わらないと実感しないんでしょうね」

ーーでもAVの撮影がなくなって少しは時間できました？

亜衣「そうですね。AVの撮影がある頃は忙しくて、帰ってからも寝てばっかりだったけど、ここ最近はプライベートでもさきっぽ（初美沙希）と遊んだりしてますね」

ーー今後の活動に関して教えてください。

亜衣「タレントをやったりというのは考えてないです。上原亜衣として表に顔を出すことはないかな。もったいないって言われますけど、AV女優としてずっとやってきたし、AVで一番を獲ったわけじゃないですか。AV女優じゃない上原亜衣は上原亜衣じゃないと思うんです」

ーー元々、タレント志向というのはなかった？

亜衣「ないですないです。スカウトされて業界入りしたんですけど、自分に自信が持ちたかったんですよね」

ーー今ではだいぶ自信もついたでしょう？

亜衣「うーん、ちょっとは（笑）」

ーー最後にファンへのメッセージを。

亜衣「今まで応援してくれてありがとうございました。私は企画から這い上がってきたので、ファンの方がいなければここまで来れなかったと、きっと誰よりも実感してると思うんですよ。だから本当にどう恩返しをすればいいか分からないけど、引退後も作品は残るし、私のAVや写真集を見て、少しでも幸せな気持ちになってくれたら嬉しいなと思います」