『よすぎ泣き 松坂季実子』（有）群雄社
20年にわたりエロ業界を見てきたフリーライターの安田理央氏。
業界の表も裏も知り尽くす氏が教えてくれた素晴らしき“ムダ”エロ知識をご紹介！
松坂季実子から始まった巨乳AV女優の系譜…
巨乳という言葉が一般化したのは、1989年に『でっか〜いの、めっけ!』（ダイヤモンド映像）でＡＶデビューした松坂季実子がきっかけだと言われている。
それまでは、ボイン、デカパイ、Ｄカップといった表現が大きな乳房を表す言葉として使われていた。巨乳という言葉自体は80年代半ばから存在していたが、一般的になったのは、やはり松坂季実子のブレイクを機に巻き起こった巨乳ブームからである。
松坂季実子は110.7センチＧカップとされていたが、
松坂季実子に追いつけとばかりに加山なつこ、いとうしいな、五島めぐなどの巨乳ＡＶ女優が次々とデビュー。
また、この年にはかとうれいこが、翌年には細川ふみえがグラビアイドルとして注目されるなど、ＡＶでもグラビアでも巨乳が猛威を振るった。
この後、ＡＶ女優の胸のサイズはどんどんと大きくなり、Ｉカップの大浦あんな、Jカップの沢口みき、Ｋカップの青木りんとインフレが進んでいった。
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さらに巨乳AV女優のインフレが進むが、世界にはさらなる強者が！
現在確認されている最大巨乳のＡＶ女優は、2011年に『独占！ 見たことない！ Tカップ はるき 144センチ 26才 トップとアンダー差が軽く50センチ超！』（ボンボンチェリー）でデビューした、144cmＴカップのはるきである。もはや巨乳、爆乳という言葉では表現できず、メーカーでは「超乳」というフレーズを使っている。ちなみに144センチというのは11歳女子の平均身長にあたる。
実は、2012年には彼女を上回る314センチＺカップというＡＶ女優が登場している。「世界一の超乳突然変異で生まれ育った脅威のZカップパイパン少女 早瀬・クリスタル18歳」（First Star）に出演している早瀬クリスタルだ。しかし、これはどうも特殊メイクなのではないかという疑いがあるため、ここでは保留としておく。ちなみに同メーカーからは312センチＺカップのかのんという子も登場している（『驚異の超絶 爆乳少女KANON［かのん］18歳 バストは測定不能Zカップ』）。
とはいえ、アメリカには202センチZZZZカップのポルノ女優、ノーマ・スティッツが存在している。その乳房の重さは約40キロ！ 豊胸手術によるものではないということで、ギネスが世界最大の巨乳だと認定している。
やはり、世界はレベルが違う……。
PROFILE 安田理央（やすだりお） 雑誌編集、コピーライターを経てアダルト系フリーライターに。 アダルト以外にもマンガやグルメ等幅広く執筆。 AV監督やカメラマン、バンド活動もこなす多彩人でもある。 公式Twitter（https://twitter.com/rioysd） サイト『LOVE FOR SALE』（http://www.lares.dti.ne.jp/~rio/） ブログ『ダリブロ 安田理央Blog』（http://rioysd.hateblo.jp/）
（画像参照元=DMM.R18）
