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不景気でもつぶれない老舗箱ヘルの秘密！
今、下町では数年来見られなかった現象が起きています。増え続けていると思われていた大陸エステが、減少傾向にあるらしい。特に亀戸、錦糸町は、その傾向が顕著な地域なんです。
先日、肩を揉んでもらうためだけに行った大陸エステのオバちゃんも…
「亀戸ト錦糸町ハ暇デショ。ソレニ、来年カラ税金払ワナクチャ。ミンナ中国帰ッテルヨ」
そう言うんです。中国の景気が減速したとはいえ、日本で商売するより、まだ中国に帰る方をよしとする経営者も多いようです。税金とは、マイナンバー絡みの話なんでしょう。
今回、その不景気な下町総武線のK駅近くに、都内でも少なくなった箱ヘルを見つけた記者。というか、正しくは忘れていたのを思い出したんです。
ただし、その店を確認したのはすでに10年以上前のこと。違法店だったら摘発されてることでしょうし、正規の届け出済み店でも、この不景気でつぶれている可能性も……。そんな事を考えながら歩いていたら、残っていました。
箱ヘルですよ、箱ヘル。その店がもし正規の店舗型ファッションヘルスなら、新風営法施行より以前に開店しているということなので、30年以上の老舗ということになるんです。どんな女のコがいて、どんなサービスがあるのかも気になるでしょう。色々な噂がある店の本当の姿は……!?
本●ありの箱ヘルは都内にも数件ある？
平成26年末現在、都内に残っている店舗型ヘルスは、警視庁の統計では52軒となっている。果たして、その中に今回の店が入っているかどうかは不明ですが……。
歌舞伎町や池袋に違法風俗店が並んでいたころとはわけが違い、イマドキ堂々と看板を出して違法営業していれば、すぐに摘発されてしまうはず。その点から見ても同店は、届け出済み店なのでしょう。
そんな貴重な店が、濃厚なサービスをしているというのは珍しいパターン。ま、ヘルスというよりは、ちょいの間といった風情でしたがね。
で、ほかに同様のサービスをしている店を調べてみると、東京都下にある某箱ヘルは、女のコによってチップ制でアリという情報がありました。
また、都内に複数店舗を持つ某グループ店では、VIPコースやソープコースなどと称して本●コースを設けています。ただしこの店は、ソープとして届け出ているため、穏便に済んでいる様子。
いずれにしても、隠れた名店というのは、まだ残っているもんですなぁ！
【潜入データ】 女性年齢/40代 料金/40分1万6000円 「順番でいうと、あたしなんですけど」というセリフが泣かせるじゃありませんか。 スタッフ兼在籍嬢という切なさは、もはや寒村のちょいの間風……!?
（取材/松本雷太 マンガ/子原こう 掲載/「実話大報」2016年2月号）
