葵マリーさん連載コラム第113回！
今回は前乃菜々ちゃん主演、大田みぎわ監督作品「『こわれもの』男のためならぶっ壊れるまで自虐するドM少女＜包帯・ギプス・怪我＞ – 前乃菜々」の現場を大量画像でレポート！
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「『こわれもの』男のためならぶっ壊れるまで自虐するドM少女＜包帯・ギプス・怪我＞ – 前乃菜々」
久し振りにドグマ・大田みぎわ監督の現場にお邪魔してきました。なぜか、みぎわ監督の現場ってスケジュールが合わないんだよね。毎月、必ず撮影日聞いてるんだけどな。こんなにみぎわ監督を愛してるのに、おかしい。
今回の姫は前乃菜々ちゃん。そうです、あの軟体少女です。ドグマさん主催のSMナイトでも軟体っぷりを大披露してたよね。
おおたみぎわ氏
誕生日おめでとう🎂🎂🎂 pic.twitter.com/HH16MBfaf0— 前乃菜々 (@maeno_cmore) May 27, 2022
そして菜々ちゃん主演の作品は「『こわれもの』男のためならぶっ壊れるまで自虐するドM少女＜包帯・ギプス・怪我＞ – 前乃菜々」です。
相変わらずサブタイトル長いな。
でも、これくらい長いと何となく中身が想像できちゃうんじゃない？って思うけど、そこはみぎわ監督の世界観。こんなサブタイトルに踊らされる内容じゃないから騙されないようにね。
『こわれもの』男のためならぶっ壊れるまで自虐するドM少女＜包帯・ギプス・怪我＞ 前乃菜々
今回、主演は菜々ちゃんだけど主役はギプス。
みぎわ監督は必ず、何かしらのアイテムを主役に起用して、そこを弄ってくるね。
そして作品は純愛ドラマらしい。うん、確かに主役のギプスの隣に純愛って言葉が見え隠れしてるかも。ただ、普通の純愛？って定義がないから、これはこれで、みぎわ流の純愛って思えば良し。
菜々ちゃんは、みぎわ監督が撮った「冷蔵庫いもーとほーる／妹を冷蔵庫に閉じ込めたら、彼女は凍えてただの『穴』になってた。」で出演しているから、みぎわ監督とは２度目まして。そんなわけで、さほど緊張した感じも無く朝から陽気。いつもの菜々スマイルが現場を明るくしてくれてた。
冷蔵庫いもーと ほーる 妹を冷蔵庫に閉じ込めたら、彼女は凍えてただの「穴」になってた。 前乃菜々
なんかね、みぎわ監督の現場って、なんだかんだ言って監督が少々キリキリしてる？ いや、ソワソワしてるが正解かな。なーんか落ち着かない。そんな時は、こんな風にモデルさんのスマイルが癒しを与えてくれちゃうんですよ。特に菜々スマイルは絶品だしね。
現場はスムーズ進行。強いて言えば、菜々ちゃんの身体にギプスを装着する作業に時間かかるよね。これは仕方ない。大事な主役だもん。ギプスを両手両足に装着されてる菜々ちゃんは楽しそう。全裸に両手両足ギプス着用してる奈々ちゃんが、何かのマスコットにしか見えないくらいに可愛いんだな。
現場が乗って来ると、あちこちにみぎわ監督の変態要素が垣間見えて面白い。
そもそも、この作品を純愛ってくくりにしちゃう辺りが既に変態でしょ。詳しくは書けないけど「これが愛なのか」って思っちゃうし、裏切られたーって思うんじゃないかな。
普通に見てギプスもギプスにしか見えないけど、みぎわ監督の脳みその中の洗濯機にかけると、ギプスも拘束具になっちゃうって事かな。
怪我をしてる女の子がさ、痛い痛いってそんなに痛くないのに何度も言ったりするじゃん。それが純愛。そうする事によって、好きな人の気を引いたり、情を向けさせ様とするでしょ？ その為の手段が傷を付けるって事。分かるかな？ 難しいかもだけど、この流れがみぎわ流の純愛。でも、個人的にはみぎわ流の一癖ある純愛論は好き。人間味溢れてるし、愛情盛りだくさんって感じしちゃうんだよね。
みぎわ監督の作った台本を見て、みぎわ監督って本当はこんな風に愛を楽しみたいんだなって思った。これは、今回の作品だけじゃなくて今まで撮影してきた作品の全てにおいて思う事。
なんせ、変態だしキチガイだから、思った事をそのまま現実の世界に持って来ると、ほぼほぼ犯罪だもんね。だから、現実逃避で理想を作品にぶち込んで夢を叶えてるに違いない（私の勝手な想像です）
こんな感じで、みぎわ監督の変態時間は着々と形になって行き、作品になって行き、菜々ちゃんのギプス姿も様になって立派な衣装と化してました。
さて、次に考えるみぎわ監督の純愛、なんだろうね。楽しみだなー。
◉ドグマ
「『こわれもの』男のためならぶっ壊れるまで自虐するドM少女＜包帯・ギプス・怪我＞」
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（文・写真：葵マリー）
