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ちょっとだけビッチな女性ライター・Betsyが話題の女性向けアダルトグッズ『やわらかまんぼう ファースト』の秘密を開発者の女性スタッフに突撃取材!

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デラべっぴんRで女性視点からのSEXコラムを連載しているライターのBetsyです。
私が愛用しているアダルトグッズ『やわらかまんぼう』の新作、『やわらかまんぼうファースト』が今年2月に発売されということで、販売元のトイズハートさんへお伺いしてお話を聞いてきました。

企画からグッズ制作、パッケージ、広告デザインまですべて担当された、女性社員のしまパンさんから、『やわらかまんぼうファースト』の制作秘話、おすすめポイントまでたっぷり語っていただきましたよ!

 

中で気持ちよくなるためには、そんなに強い刺激はいらないんですよ

── 今年の2月に人気商品『やわらかまんぼう』の新作『やわらかまんぼう ファースト』が発売になりましたが、反応はどうですか?

やわらかまんぼうファースト

 

しまパン お蔭様ですごく反応がよくて、前作『やわらかまんぼう』の2倍近く売れてるみたいです。

── そんなに!? 『やわらかまんぼうファースト』を作ろうと思ったきっかけは何だったんですか?

しまパン 元々やわらかまんぼうシリーズはSNSで話題になったことからとても好評で、固定のファンの方も多かったんですが、新作希望の意見も届いていたので作ることになりました。

── これまでのやわらかまんぼうシリーズや他の女性用おもちゃとの違いは?

しまパン これまでのグッズは、女性用であってもターゲットは実際に店頭で購入する男性で、男性の目線を意識していたんです。でも、今回は本体の制作からパッケージ、広告デザインまで全部任せてもらうことになって、完全に女性目線で作りました。

── 確かにこれまでのやわらかまんぼうシリーズとはパッケージも全然違いますよね。

しまパン アダルトグッズって、店頭で中身が分かるように透明のパッケージに入ってることが多いんです。アダルトグッズに慣れた女性なら大丈夫だと思いますが、初めて買うような方には丸見えだと恥ずかしいかなって……。

透明の箱に入っている従来のアダルトグッズ。わかりやすいが女性が手に取るにはたしかに恥ずかしいかも……。

 

── そうですよね。私みたいにアダルトグッズに慣れていても、あの透明の箱にデカデカと商品名が書いてあるのをお店で買うのは抵抗があります……。

しまパン そうですよね。買う時の抵抗感が少なくて、捨てる時にも困らないように『やわらかまんぼうファースト』は女性らしいデザインで紙のパッケージにしてみました。

── わぁ、パッケージも可愛いけど本体もすごく可愛いですね。私、前作の『やわらかまんぼう』を愛用してるんですけど、素材が変わってませんか?

しまパン そうなんです! 触り心地がよくて安全安心に使えるように『やわらかまんぼうファースト』はシリコン100%にしました。

── 質感が全然違いますね。サラサラすべすべだし、いい感じに柔らかいからずっと握ってたい(笑)。

しまパン さわり心地のそうですが、硬さにもかなりこだわってます。もっと柔らかいサンプルも作ったんですけど、それだと挿入用のもグッズを使ったことがない人にとっては入れづらいし、気持ちいい所にも当てづらいかなと思って。試行錯誤の末、今回の硬さにたどりつきました。

硬度や色別に制作した試作品の数々

 

── 自分のアソコの構造がよく分かっていない女性も多いですから。気持ちいい所に当たるかどうかも大事なポイントですよね。

しまパン 『やわらかまんぼうファースト』を作る時にリサーチしてみたら、痛くならないものがいいっていう意見と同じくらい、セックスでパートナーと一緒に気持ちよくなるために、グッズで自分を開発したいって意見も多かったんです。

── 中イキ(腟内からの刺激でイクこと)したい女性は確かにめちゃくちゃ多いですよね。私もよく相談されます。

しまパン 男性社員からの意見だと、ここ(先端のカリ状の部分)に凹凸をつけた方がいいとか、もっと長くした方がいいとか、刺激を強くする傾向があるんですけど、中で気持ちよくなるためにそんなに強い刺激はいらないですよね。

── そうなんです! 痛くないとか奥に強く当たりすぎないとかの方が大事なんですよね! カリ高のディルドとかイボイボのバイブとか、実は女性は求めてないんですよ。

しまパン ですよね! 旧作を使ってみながら、初心者に優しくて、痛くなくて、気持ちいい所にちゃんと当たるようにしました。一番太い所の直径を少し小さくしたり、段差の大きいところをなめらかにしたり。

前作の「やわらかまんぼう」

 

── なるほど。敢えて凹凸を小さくしたんですね。

しまパン 『やわらかまんぼうファースト』は両端使えるんですが、使ってるうちにだんだん濡れてきて手が滑ってしまうことも考えて、指のひっかかりやすさとか、逆手で持った時の使いやすさも工夫しました。

── なるほど。このサイズ感と持ちやすさだと、アナル初心者にもよさそうですよね。カップルで楽しめそう。

しまパン アナルにも使っていただけます!
※衛生面を考えて、腟用とアナル用は分けて使いましょう

── それと、気になったのは本体のカラーです。青系の色はアダルトグッズでは珍しいと思うんですが、この色を選んだ理由も何かあるんですか?

しまパン アダルトグッズ業界では、女性向けはピンクっていうしばりみたいなものがあるんですけど、絶対にこの色にしたいと思って会社の偉い人たち気合を入れてプレゼンしたんです。そしたら、「実際に使う女性の意見だし、いいんじゃない」ってあっさり通っちゃって(笑)。

── 肩すかしをくらったわけですね(笑)。アダルトグッズで良く使われているポップな感じのピンクは私もだいぶ飽きましたから、『やわらかまんぼうファースト』の薄いブルーは可愛くてとてもいいと思いました。

しまパン 白だと骨っぽくて硬く見えそうだし、淡い青なら清潔感があるかなって。それに、血液や体液がついた時に青だとわかりやすいのもいいと思うんです。

パッケージ案(写真上)、本体の形状案(写真下)

 

── すごいこだわり! しまパンさんは前職もアダルトグッズ系のお仕事だったんですか?

しまパン 全然! これは持ちネタにしてるんですけど、前職は子供のおもちゃを作る会社に勤めてたんです。

── 子供のおもちゃから大人のおもちゃに(笑)どうやって入社したんですか?

しまパン 大学でプロダクトデザインをやっていたので、3Dでオナホのデザイン案を持って行ったらそのまま内定を貰えました。働きだしたらオフィスのあちこちで「ちんこ」とかいう言葉が飛び交ってて、初めのうちは「やばい所に来ちゃったかも」って思いましたが、今では普通に私も「ちんこ」って言います。

── しまパンさんは女性向けのおもちゃ以外も作ってるんですか?

しまパン オナホも作ってますよ。『やわらかまんぼう』を作る時とオナホを作る時で脳を切り替えなきゃいけないのが大変です。

── オナホを作るのとディルドを作るのはどっちが大変ですか?

しまパン ディルドですね。体の中に入れるものだし、今回は特に初心者のことを考えて作ったので。

── 最後に、『やわらかまんぼうファースト』はどんな人に勧めたいですか?

しまパン おもちゃ初心者の方におすすめしたいです。あとは、パートナーとのセックスで一緒に気持ちよくなりたい人にもぜひ使ってもらいたいです!

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Betsyが『やわらかまんぼうファースト』を実体験レビュー
動かさなくてもじんわり気持ちいい。中イキトレーニングにもぴったり」

取材のお土産に『やわらかまんぼうファースト』をいただいたので、早速使ってみました。

『やわらかまんぼうファースト』は前作から素材が変わってシリコン製になったのですが、やっぱり素材が変わるだけで挿入感が全然違いますね。シリコンのなめらかですべすべな素材は愛液とのなじみがよくて、にゅるんと入っていく感じが本物のちんこみたい。

波型になっている方を挿れてみると、ゆるやかなカーブがアソコの中でフィットして、凹凸がお腹側の気持ちいい部分に当たります。アソコ全体でやわらかまんぼうをキューッと握るように意識するだけで、動かさなくてもじんわり気持ちいい。この感覚って、実は中イキをする上でも大事なポイントなんですよ。

反対側はくびれが一か所あるだけなのに刺激的です。ゆっくりと動かしながら腟壁を優しく引っ搔いて、気持ちいい場所を探すのにぴったり。お腹側だけでなく、中で反転させてお尻側も同じように擦ってみると新しい発見があるかもしれません。

やわらかまんぼう単体でじっくり味わうように使って上り詰めるのもいいし、ローターと一緒に使って急激に高まるのもおすすめ。

クリトリスではイケるけど中ではイケない人が、中イキトレーニングに使うのにもぴったりです。中イキトレーニングに使いたい場合は、始めはクリトリスを刺激しながら中と外の同時刺激でスタート。気持ちよさが高まってきたら、中だけの刺激を試してみましょう。気持ちよさが足りなくなったら再びクリトリスの刺激を追加。それを繰り返しつつ、イキそうになってきたらクリトリスの刺激をやめて中だけの刺激でイケるか試してみましょう。この方法を繰り返していけば、少しずつ中イキの感覚をつかめるようになります。

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