葵マリーさん連載コラム第367回！
今回は、桃瀬ひまりちゃんを真咲南朋監督＆川上ゆうさんが責め立てる作品『真咲監督Presents ピンクスパイダー 今日は貴女を追い詰めます。』の現場をレポート！
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真咲監督Presents ピンクスパイダー 今日は貴女を追い詰めます。
「真咲監督に撮ってもらえる」と歓喜に湧く女優さんも居れば「怖いなー大丈夫かなー」と泣きそうな顔になる女優さんも居る。今や月間撮影本数ナンバー1。そして手がけた作品はランキング上位独占。飛ぶ鳥落とす勢いの真咲南朋監督。とにかくレズ物、M男物を撮らせたらヤバい監督。そんな真咲監督の撮影現場に久し振りにお邪魔して来ました。
真咲監督Presents ピンクスパイダー 今日は貴女を追い詰めます。
挑んだのは桃瀬ひまりちゃん。どうやら、この撮影で緊縛とレズのW解禁を持ち込んで来たらしい。真咲さんも初物は大好物だから、現場でどんな珍事が勃発するか楽しみ。
タイトルが『真咲監督Presents ピンクスパイダー 今日は貴女を追い詰めます。』ちょっと昭和感が滲み出てる感じだけど、こんな感じの昭和AVってお盛んだったから懐かしい。
現場に集まったのは真咲監督に主演女優の桃瀬ひまりちゃん。そして真咲監督が助っ人として呼んだ川上ゆうちゃん。ゆうちゃんと言えば、完全に天然素材な人物。いわばプロの天然。当然の如く容赦無いプレイを繰り出す割には嫌味が無く、誰もがゆうちゃんが醸し出す女神の笑顔にやられちゃう。
こんな女だらけな現場の縄を任されたのは縄師、鵺神蓮。ひまりちゃんの縄解禁を任せるには適任だと思った。国内外と場数をこなしているから、出るとこ控えるとこも熟知してる。そして何よりも縄が早いから、初縄のひまりちゃんにはもってこいな感じ。
ひまりちゃんの第一印象はメチャクチャ元気な女の子。目付きがちょっと悪戯っ娘みたいで奥に何か秘めてる感じがして興味が湧いたな。
そんなひまりちゃんに、真咲監督が見せる今まで知らなかった世界をどれだけ深く打ち込めるか。いよいよ初レズ初緊縛W解禁in真咲ワールドと言う名の闘いが始まる。
みなさんご存知かと思いますが、とにかく真咲監督しつこいです。「とりあえずこんな感じにやり過ごす」は全く持って通用しない。更に、それを良く知ってる川上ゆうも便乗してしつこいです。泣きなさいと言われて、ただ泣くだけじゃ終わらないのが真咲監督現場。涙に心が入ってるか否かを問われる本当に嘘がきかない、逃げられない撮影現場。ひまりちゃん、初解禁プラス初真咲監督でとことん追い込まれます。
真咲監督も意地悪だから、ひまりちゃんが自分自身を出しても受け取らず、わざと心のキャッチボールが出来ない状態へ運ぶ。そこに合いの手を入れる川上ゆう。絵面的にも真咲監督、川上ゆうのが強い。かなり強い。ひまりちゃんからしてみたら悪魔にしか見えなかったんじゃないかな？
でもね、真咲監督が得意とするとことん追い込むは、ひまりちゃんの本音を引き出す事に大成功してました。きっと、今まで見せた事が無いひまりちゃんの姿、今まで聞いた事がないひまりちゃんの嗚咽を聞けるはず。
それからも、何度も何度も追い込まれては叫び、泣き、時には真咲監督を睨み付け、また落とされるを繰り返し、最終的には全てを曝け出すひまりちゃん。泣き崩れメイクもボロボロになったけど、一番可愛く見えた。やっぱり鎧を被ってる姿、自分を曝け出した姿が一番可愛いと思うんだよね。
これまで数多くのハード作品に出演しながらも本気で泣けなかったひまりちゃんのこんな表情を引き出した真咲監督は流石だと思った。真咲監督にしか引き出せない女の子の素顔。本来なら台本なんていらないし、真咲監督の感性だけで成り立つし、女優さんの匂いに敏感だから「どーしたらこーなるか？」も計算済みなんだろうなって思ってる。
これって真咲監督自身が乙女心を持っているからこそ。こうでありたい、こうであって欲しかったが表にあらわれている。真咲作品は真咲監督の願望を映し出す鏡なのかな？と。本人は「心が親父」って言ってるけど全然違う。親父を通り越して一周回ってまた乙女なんだよね。一分一秒を無駄にしないし、妥協なんて言葉、真咲監督の辞書にはない。
そんな思いを飲み込み全てを脱ぎ捨てて自分表現した新しいひまりちゃん皆さんにも感じて貰えたら嬉しいです。
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（取材：葵マリー）
真咲監督Presents ピンクスパイダー 今日は貴女を追い詰めます。
