好きな体位はもちろん騎乗位♪競馬場で脳内ホルモンUP！
◯馬を当てた男を狙って声をかけるんです
「日曜日はお店がないから、いつもだいたいこの時間に来るかな。最初はお客さんに連れて来られたんだ。それから一人でも来るようになって。でも買い方を知らないから負けてばかり」
とはいえ、無茶な張り方をしていたわけではない。異様な行動をとるようになった原因は別にあった。「ダンナとうまく行ってなくてムシャクシャしてたんだよね」
そしてある日、彼女は出勤前に競馬場へ。「馬券が当たってテンション上がってるオジサンがいたの。『この人、客になってくれるかも』って、気がついたら声をかけてた」
すると相手の中年男性は快く応じたうえ、優花さんに小遣いをあげたいと言い始めた。「なんか話がまとまって、ホテルでエッチしちゃったんだよね。サエないオジサンだったけど、すっごく感じちゃった」
それ以来、足繁く競馬場に通っては、勝ってる男性客に目をつけるようになったそうだ。
ところで、これとは反対に競馬場でのナンパというのはうまくいくものなのだろうか？ 女性の競馬ファンは、１千円から２千円程度を上限に決めて賭ける堅実派が多い。すると熱くなって本能がむき出しになる女はいないのか？というとそうでもない。
実際に競馬場でナンパされ、つい一夜の恋に落ちてしまったという女性がいる。陽菜さん（仮名・23歳）は、一見どこにでもいる普通の女子である。
万馬券を引き当てた勢いで、ナンパ男について行ってしまったという陽菜さん
「いつも通り百円単位でちまちま買ってたんですが、最終レースでピンとくるものがあって、３連単で千円突っ込んだんです。でも、これが大当たりで20万円近くになりました。驚いてボーッとしてたら、知らない男の人に飲みに行こうって誘われて。気分良かったんで、その夜は彼とそのまま……」
少額のため当人にギャンブルの意識がないところへ突然の大当たり。慣れないだけに当惑し、やがてこみ上げてくる歓喜に一時的に判断力を失ったとみえる。
人を熱くさせるギャンブルに男も女もない。ムスコが馬並みでなくとも女は乗りたがっているのだ。
次ページヘ
