欲求不満が募りすぎて出張ホストデビューする決意をした三十路の独身女性ライター。
果たして、彼女を待っていた屈辱の２時間とは一体？
セックスしてぇ！と悶々する日々
ども、ライターのアミといいます。私、33歳になりまして、いよいよ性欲がピークに達しつつあるなと実感する日々。マジで彼氏もいないんで、日に一度は「あー、セックスしてぇ」と心でつぶやく毎日なんですが……。
その点、男はいいですよねぇ。だって、オナニーでも治まらなければ風俗行けばいいんだから。聞きましたよ、最近は10分1000円のピンサロまであるって話じゃないですか。薄利多売とはまさにこのこと。あ〜、つくづく日本の性産業は、男に都合よくできてるよ。
え、女向けの風俗もあるにはあるじゃないかって？
そうそう、「出張ホスト」でしょ？ 実は今回、私が実話大報で記事を書かせてもらうことになったのも、その出張ホストにまつわるネタを持っていたからなんです。
大体、「ホスト」と名のつく職業（ま、あっちのホストと、こっちのホストの２種類しかないけどね）の男には、まったくろくなヤツがいやしねぇ、と常々思っている私なんですが……。
先日、もう本当に、男に触れられてなさすぎて女性ホルモンが枯れてしまったのではと思うほどの肌荒れ具合に見舞われた私。ふと、
（そういや前にインタビューしたAV女優さんが出張ホスト好きだって話してたよなぁ）
なんてことを思い出してしまったんです。その女優さんいわく、
「オイルマッサージも気持ちいいんだけど、その後の性感マッサージがマジヤバい。さわさわーってフェザータッチされて。もう、オマ●コビチョ濡れ（笑）。男向け風俗と同じでセックスは基本ないけど、超気持ちいいよ」
だそうで。あぁ、もうダメ、頭に浮かんだ映像が消えないよ！ ということでついに、人生初めて出張ホストに手を出したんです。
えぇ、ホストなんて大嫌いですが、背に腹は変えられなかったんですよ！ えぇ、どうしても挿れて欲しくなっちゃったら、エッチをおねだりしちゃうかもという自覚もありましたよ！えぇえぇ、どうせ私は男がいなくて寂しい三十路の独身女ですよ！
男がデリ嬢待つ気分ってこんな？
心の叫びはさておき、ネットで出張ホストを探して電話した私。
「あ、出張お願いします」
テンション的には「あ、出前おねがいしまーす」ってな感じを装いました。だって、ナメられたらヤじゃないですか（オマ●コ舐められるのはいいけどさぁ）。
で、とくに指名もせずにビジネホテルに入ってシャワーをすませ、ガウン姿でホストがやってくるのを待ったんです。いやー、ドキドキするもんですな。デリ嬢を待っているときの男の気持ちってこんなんなんだぁ、って感じ（笑）。
で「ぴんぽーん」と部屋チャイムがなり、いよいよご対面したんですが……途端に高鳴る私のハート♥ 正直、出張ホストって飲み系のホストクラブでは相手にされないような男、もしくはAV業界の汁男優の集まりだと思ってたんですよ。だから見た目もそれなりだって。でも、目の前にいた男はシュッとしたイケメンの部類。「あ、よろしくね」と何でもない風を装ったんですが、顔……赤くなってたかもなー。変な汗出てきてたしなー（笑）。
ガマンできずに漏れるアエギ声
「では、よろしくお願いいたします。指圧から始めますのでガウンは着たままでけっこうですよ。ホックが邪魔になりますので、差し支えなければブラだけ外しておいていただけると助かります」
言葉使いも丁寧なしょう油顔のイケメン。指圧も勉強しているのか、まあまあなレベルでした。そして、ガウンを外し、うつぶせの状態でオイルマッサージに。
（あー、手が温かくて気持ちいい……）
自分がノーブラのパンイチであることも忘れ、思わずウトウトしてしまうほどの癒され具合。
（あぁ、女性ホルモン出てる感じするわー）
なんて思っていたら……ついにキターーーー!! AV女優が言っていた、フェザータッチのさわさわ攻撃♥
足の付け根をパンティラインに沿って、かなり内股の方まで侵入してきた指がサワサワとくすぐるように動くんです。
「あ……あぁ、あン」
恥ずかしながら、声を漏らしました、私。えぇ、思わず自分から足を広げてしまいましたよ。
でもって、お尻の肉や背中、首筋、脇の下。さらにベッドに押し付けられている横乳をサワサワされ、乳首に指が届きそうだと思うと逃げていく……この焦らされ感は確かにヤバい。
「仰向けにお願いします」
イケメンの声で体の向きをかえ、性感マッサ続行。今度はダイレクトに乳首を刺激され……ヤバい、マジでガマンできなくなっちゃうよ。
しかし、次の展開で予期せぬ出来事が勃発！足をカエルのように広げられたとき、イケメンの動きが一瞬止まり……次の瞬間です。
《次ページに続く》
