こっちがオネダリするまで待てや!
「オマ●コが濡れ濡れですね。お姉さんばっかり気持ちよくてずるいなぁ。僕のもしてくれませんか?」
は? え、なに? お前いま、なんつった?
かつてこれほど一瞬で頭に血が上った経験はございません。今までの丁寧な接客はなんだったんだ!どうせ私が事務的な態度を通していたから「怒らせたら面倒そうな女」と思ったんだろ!それが、ちょっとキワどいとこに触っただけで鼻息を荒くするもんだから、「コイツはイケる」と思ったんだろ!
でもさ、私がアエギ声を出したからイケないんですか? パンティにシミをつくった私が悪いんですか? いやいや、出張ホストともあろうもの、チ●コを使わずに女をイカせるのが仕事だろ! せめてこっちがオネダリするまで我慢するのがスジだろぉが! バチコーンとビンタして1時間説教してやりましたよ。お金? 払うわけないでしょ! 逆に、三十路女の気持ちを冒涜した慰謝料請求したろか!
(掲載/「実話大報」2017年5月号)