ときが経てば経つほど女の容姿というのは変わるもの。
そして、変わるのは容姿だけでなく……
憧れだったクラスのマドンナが、スナックや風俗で働いていたら…あなたはどうする?
とことん男運がないのよねぇ
「私、大昔はモテてモテて。それこそ中学校のときはクラスのマドンナだったのよねぇ」
と語るのは現在51歳……の割にとてもオキレイな熟女の陽子さん。実は彼女、記者がここ半年で行きつけになった近所のスナックのホステスさん。普段から下ネタばりばりで飲ませてもらってるのだが、先日のこと。
「陽子さんは色っぽいよねぇ。今度一回ヤラセてよ」
「えー、本当? もうお店終わるから、この後行っちゃう?」
「え……マジでいいの?」
なんてことになったのだ。が、陽子さんは記者の耳元に顔を寄せ、小声でこう囁いた。
「いいよ、その代わり1万だけ貸してくれないかなぁ」
なるほど、援交してくれってわけだ。それにしても1万って。果たしてどんだけお金に困っているのか、ラブホでセックスした後に聞いてみると……。
「私って、とことん男運がないみたいでさぁ。まず父親、これは私が高1のときに女作って蒸発してるでしょぉ。で、家にお金がないから援交し始めて……それが学校にバレて退学ね。18歳で風俗始めて、お金は入ってくるようになったんだけど寄ってくるのは金目当ての男ばっかり。で、ようやく結婚してもいいって男が現れたのね。といっても風俗のお客なんだけどさ(笑)。でも、3年目にギャンブルで借金作ってたのが分かって離婚したでしょぉ。それから……」
風俗のお客、風俗店の店員、結婚詐欺師……くっ付いては離れてダマされて、現在バツ4。400万の借金を抱えながらホステスをしているというのだ。
「もう50越えちゃったからさぁ。風俗も潮時かなぁと思って。でも、スナックのお給料も微々たるものじゃない。だからときどき、お客さんにプチ援助してもらってるの。1万だったらいいっていうスナック客のお爺ちゃん、多いから(笑)」
中学校のとき、クラスのマドンナだったあなたに憧れていた同級生が聞いたらどう思うでしょうねぇ。同窓会とか行ってみれば? 幸せ見つかるかもしれないし……そんな陽子さんに幸あれ!
(掲載/「実話大報」2018年4月号)