2010年のアダルト・エキスポでお披露目されたロキシー

発表されてから６年が経過しようとしているセックスロボット。

年内、年内と言いながら一向に正式発表がでないのはどうしてなんでしょう？

究極ダッチワイフに賛否両論のわけ

人工知能を備えて愛撫にも反応？

アメリカ、毎年ラスベガスで開催される世界最大のアダルト展示会『AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ』で「ロキシー」と名付けられたロボットがお披露目されて話題になったのは２０１０年のこと。

どういうロボットなのかを説明しますと……トゥルー・コンパニオン社が開発したロキシーは、手触りのよい人工合成皮膚の肌を持ち、AI（人工知能）まで備えた世界初の等身大セックスロボット。

開発した同社のダグラス・ハインズ氏がAFP通信に語ったところによると、

「彼女は掃除機もかけられないし、料理もできない。けれど、『あっち』の方はほとんど万能」

会話できることはもちろん、睡眠までとり、さらに愛撫にもしっかり反応するというから驚きですよね。ま、人間と同じ動きができるとはいえ、さすがに歩くことはできないようですが……。

実際に発売されれば、人類のオナニーの歴史を塗り替える大事件ですよ！

我々中年は「相手がいなければロボットでも」と思うが、若い草食系は「ロボットとヤレルなら生身の女いらない」と考えるかも？

人類学者たちが反対キャンペーン

ですが、発表から６年が経過した現在もまだ「発売」の朗報が聞こえてこないんですねぇ。

実は、セックスロボットに対し、イギリスやスウェーデンの人類学、倫理学者が意を唱え、反対するキャンペーンを展開しているとか。理由を要約すると、

「セックスロボットの登場が売春婦や性犯罪を減らすとは思えず、逆に増やすことになるのではないか」

というもの。本誌の読者諸兄がどうお考えになるか分かりませんが……。いくら学者が反対しても発売は避けられないという見方があり、１体84万円のロキシーに数千件の予約が殺到しているという情報があるのも事実。あの叶姉妹も購入を検討しているとブログで公表しているそうで……。

でも、上写真のロキシー、美人じゃないよなぁ。オリエント工業さんのラブドールの方がクオリティ高いと思うのは俺だけ？

（掲載/「実話大報」2016年8月号）

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