【写真集『セヴン』も絶好調の桃乃木かなちゃんにインタビュー！　後編】「手応えを感じた作品は正直一つもないです。いつも「これでいいのかなぁ」って……。作品が売れるためにしなきゃいけないことを今も模索中です」

レジェンド女優と言われるような存在になりたい

──　デビューして７年目に入りましたけど振り返ってみてどうでしたか？

桃乃木　最初の２、３年はあっという間でした。その後からはすごい長く感じました(笑)。

──　それはコロナでイベントができなくなったとか……

桃乃木　そういうのもあるかもしれないですけど、うーん、まあ、自分で想像していた性の快感を全部知っちゃったというのもあると思います(笑)。Ｖの仕事でやりたいものは一通り経験出来たから、ここからあとは自分でどう頑張るかっていう。自分の力が試されるゾーンに入ってからはすごく長く感じました。

──　デビュー前の自分と変わったと思うところはありますか？

桃乃木　大人になったなぁと思います。周囲を見渡して、自分を貫いた方がいい部分、人の話を聞いた方がいい部分を判断して……、私はやはりレジェンド女優と言われるような存在になりたいので、まず10年続けていくためにどうやって新しい桃乃木かなを見つけていくかを探れるようになってきたというか。自分で考えて自己プロデュース、それはSNSでの発信の仕方とか、考えていけるような余裕ができたかなぁと。うまく力を抜いてやれるようになったのかも。

──　それでは当面の目標としては？

桃乃木　まずはアイポケさんで十周年の記念の作品を撮ってもらうことと、写真集を毎年撮ってもらうとして十冊は出したい。桃乃木かなは何年目だから何冊目っていう、そういうのは続けられるぐらい人気の維持はしていきたい。

──　その新しい写真集ですが、これはどちらで撮られたんですか？

担当者　山梨です。

──　すごい外光がきれいで、これまでの写真集と違った感じですね。

担当者　ウチでの桃乃木さんの撮影はたいてい晴れてますね。

桃乃木　私、晴れ女なんですよね。

──　好きな写真ってありますか？

桃乃木　あります。あります。今回、笑顔をあえて排除してしっとりしたものにするって感じだったんですけど、その中でも私がセレクトしたのはこのカット↓大人っぽくなりすぎないようにちょっと笑顔はいれたかった。

あと、これ↓年相応の色っぽさで私は好きです。

あとはこういうカットとかも↓今までなかった感じの衣裳とかだったりヘアーメイクだったりするので新鮮でした。

担当者　ショートカットで撮った初めての写真集です。

桃乃木　そうです。いろいろな新しい桃乃木かなを見せてくれる写真集だと思います。

──　なぜ今回はあまり笑顔を撮らない方向にしたんですか？

担当者　桃乃木さんは笑わない時の顔も綺麗なのであえて「無理に笑わなくてもいいじゃん、普通に綺麗なんだから」というのがありましたね。この前に弊社から出した写真集『5mm』がかわいいに全振りした作品だったので。

【電子限定増ページ版】桃乃木かな写真集『5mm』

桃乃木　そう、前回撮ったのがかわいく撮ってもらったので、コンセプトを真逆に変えようってことで。

──　前回はアイドルっぽいものね。まったく違うから前回買った人でも全く別の桃乃木かなに会えるね。

桃乃木　そうなんです。楽しめると思います。

──　次は何処で撮りましょうかね。

桃乃木　次は……パリ(笑)？

──　最後にメッセージをください。

桃乃木　自信をもって皆さんにお届けできる作品作りをしていきたいですね。そのためには私の新しい性癖を……(笑)。まだまだ７年目ではありますが新しい私を見せられるよう頑張っていきたいと思います。楽しみにしていてください。

（インタビュー：いんごま）

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