隠しごとがないことを理想の夫婦像にあげる人は多いが、実際そんな夫婦は滅多にいない。
なにしろ女は“嘘をつく生き物”。エッチな嘘は当たり前なのだ。
夫としても全然よくないけど?
「ウチは4年くらい前からセックスレス。夫に抱いてもらえなくなった私は、出会い系で知り合った人とセフレになり、頻繁に浮気を繰り返すようになりました」
というのは結婚8年目の主婦、佳奈さん(35歳)。セフレは40代半ばの冴えない感じの中年男性だったが、夫にはない大きな魅力があった。それは巨根の持ち主だったこと。彼女は体験したことのない太さで中を掻き回されるセックスにすっかりハマっていったという。
「そんなある日、珍しく夫が求めてきたんです。そしたら、夫が〝お前、なんかユルくなってない?〟って言い出して……」
夫の指摘に焦った彼女。言われてみれば、確かに夫のチ●コは以前にも増して小さく感じられる。
ちなみに、後に彼女が自分で調べたところ、オマ●コは関係が深い相手のチ●コのサイズに合わせて収縮することを知ったとか。夫の指摘は間違ってなかったのだ。
「で、まさか巨根のセフレがいるとは言えないから〝セックスレスの寂しさを紛らわそうとして、オモチャでオナニーしたせいかも〟と嘘をついたんです。そしたら夫はなぜかニヤニヤ。どうも私がオナニーしていたというのが、嬉しくて仕方なかったようです(笑)」
夫にすれば、“コイツはオレのチ●コなしには生きていけない”と言われたようで、嬉しかったのだろう。もっとも、事実はまったく違っていたわけだが。
そしてこれ以降、夫は頻繁に求めてくるようになったという。しかし彼女の表情は冴えない。
「正直、セフレのオチ●チンの方が気持ちいいですからね。今さら夫に求められても……って感じです(笑)」
(掲載/「実話大報」2017年11月号)