方法は単純である。着いたばかりの海水浴客を装い、海の家の前をウロウロして、向こうからアプローチがあるのを待つだけだ。このように方法は単純だが、勝負は一瞬。判断を誤れば、無駄足を踏むことになる。事は慎重さを要した。
見た目も大きさもとりどりの海の家。捜査員は水着を抱えてその前を行ったり来たりするが、なぜかなかなか声をかけてもらえない。男1人なのが怪しいのか、それとも慎重さを優先して間合いを取りすぎているのがいけないのだろうか?
※明日10月20日配信の後編に続く
(記事引用元=ズバ王)
ズバ王 2018年10月号