その驚異的な購買意欲で日本経済を席巻する外国人観光客。昨年のデータで外国人による総消費額は約2兆円。特に中国人観光客による「爆買い」は日本人にもお馴染みの言葉となっている。だが、その陰では売春グループが暗躍を続けている。
空港ロビー内にうごめく外国人立ちんぼ達
爆買いの裏側で 増殖する売春婦
今年7月に中国を襲った上海株の大暴落。絶対安心と言われていた株価はみるみる間に落ち込み、中国国内では破産に追い込まれた株主が自殺する事態にまで発展している。だが、そんな株価の急落も中国国内の富裕層はどこ吹く風。日本に訪れる旅行者数は増える一方だ。中でも関西は昨年の外国旅行者数が早くも100万人を突破し、観光大国としての一面を見せている。大阪ではあまりにも増えすぎる観光客によって多くの弊害も生まれてもいる。在阪の風俗ライターはこう話す。「中国人を含めた多くの観光客の来襲で関西空港は早朝、深夜便を増やすようになりました。しかし、肝心の南海電車はその時間帯には動いていません。結局、空港内は待合用の椅子に寝ころび、朝を待つ人で溢れる事態となっています」
そこで登場しているのが売春婦たちだ。「大阪市内からアクセスできる電車の終電が終わり、深夜になると関西空港内は朝の便を待つ外国人観光客が寝支度を始める。シーズンになるとその観光客を狙って売春婦たちがロビーを歩き回るようになったのです。おまけに関西空港付近は風俗店もない。ただただ夜を更かすのももったいないからと思わず遊んでしまう人がいる。要するに空港は売春婦たちからすれば格好の立ちんぼスポットなわけです」
売春婦たちは主に中国、韓国系だというが、中には目を疑うような美女の姿もあるという。「中国系、韓国系に紛れてロシア系も売春婦として空港内を歩くようになっています。見分け方は実に簡単。売春婦たちは基本的に軽装で観光客たちに目線を送りながらゆっくりと歩きます。こちらから声をかければ日本人でも遊べます。プレイは近くのホテルか駐車場に用意してある車の中などで行うことが多いようです」。
しかし、そんなロシア美女に目をくらませた結果、美人局の被害に合うケースも少なくないのだとか。 「売春婦の中には美人局も多くいます。ロシア系の被害はよく耳にしますね。金額交渉を終えて、駐車場に停めてある車へと向かうと中でナイフを持った男が隠れており、そのまま身ぐるみを剥がされるというもの。旅行前であれば財布も分厚いだけに襲う側は美味しい商売となっています。当然ですが、売春婦に手を出すリスクは風俗店なんかよりもはるかに高い」
最近では1時間置きに職員が空港内の見回りを行う措置を取っているが、それでも旅行シーズンでごった返す観光客をすべてチェックするのは至難の業。外国人観光客の殺到で好景気に沸く日本だが、アンダーグラウンドの世界でも国際化が進んでいる。
「ええ加減にせえ!」 大阪府警がついに違法中国エステ摘発に本腰!?
外国人犯罪増加で 取り締まり強化に 動く大阪府警たち
年々増え続ける外国人旅行客。だが、その反動からか、ここ数年は外国人犯罪の増加が問題となり、警察が頭を悩ましている。「今年9月には北海道の小売店で中国人観光客である夫婦が店員に暴行を加え、逮捕されています。原因は精算前に夫婦がアイスクリームを食べ始めたこと。それを店員が注意すると夫婦はブチ切れ。その場で店員を殴る蹴ると言葉通りのボコボコにしたんです」(週刊誌記者)
7月には京都で日本製の紙おむつ購入の順番を巡り、中国人グループが乱闘騒ぎを起こしてもいる。 中でも、そんな外国人犯罪が最も多いと言われているのが大阪だ。 「去年、心斎橋のアップルストアで新型スマートフォンが発売された際には行列に並んでいた中国人が品切れに激怒。店内で大声を出し、暴れるなど警察が出動する事態となりました。また西成では中国人観光客になりすました中国人マファアがホテルを借り、シャブの密売も行うなどやりたい放題です」
数が増えれば犯罪件数が増えるのは仕方のないことではあるが、警察も取り締まりを強化。そこで目をつけられているのが中国系の違法エステだ。元々、大阪は中国系のエステが多く店を構えているエリア。最近では中国人留学生が小遣い稼ぎのために働いているケースも多く、嬢の質も上がってきている。その反面、激安ホテヘル店の影響からプライスダウンの傾向にあるという。在阪風俗ライターはこう説明する。「激安ホテヘル店ならホテル代込みで8000円あまり。しかも24時間ですから、お客が流れるのも仕方ありません。そこでミナミ周辺の中国系エステは激安店に対抗するような形で手コキ3000円、フェラで5000円程度まで価格を下げるようになっています」
おかげで遠のいていた客足は増加。中国人エステの店内は日本人客で賑わうようになった。しかし、これを良しとしないのが大阪府警だ。「ここ最近、大阪では中国系の違法エステの摘発を続けています。警察からしてもまず潰さなければいけないのが日本人を相手にする外国人グループ。その手始めが中国系エステ。見せしめの意味でも摘発をしているのでしょう」(週刊誌記者)
まさしく大阪府警の「ええ加減にせえ!」を体現する今回の摘発作戦。国際化の副作用はまだまだ続きそうだ。
(記事参照元=「ズバ王」2015年12月号)