無理やりロリ系に軌道修正本来はギャルだった初期
——紅音ほたるさんといえば、潮吹きクイーンの名を欲しいままにした、まさに一世を風靡した女優というイメージがありますが、現役時代ってご本人にとってはどういう印象だったんですか?
ほたる もともとは黒人っぽいファッションが好きだったんですけど、最初の事務所では「ロリ系しか売れないんだから、ロリ系にしてきて」と言われて黒染めしたりして、ロリ系に順応しようとしてたんですけど、元々は洋ピンとかの方が好きだったんですね。
ふっきれてる感じというか、主体性を持ってやってる感じが好きで。
ロリ系がやりたいわけではなかったから、少しずつギャル系にしていって、それも受け入れられていったんですけど、今度はギャルものはギャルもので、わりと定番作品が決まっているというか。
——ロリでもギャルでも、あまり変化のない内容が多かったと。
ほたる そうなんです。
——2008年に引退されて、今はポールダンサーとしても、ポールダンスインストラクターとしても活躍されてますが、引退するときにこれをやる! と決めてたわけじゃないですよね?
ほたる はい。引退するきっかけは、自分の中でやりきっちゃった感じがあったことと、早稲田で行われたHIVのイベントで「若い男女がAVのせいで傷ついてることについてどう思いますか?」って質問されたことだったんです。
私にとっては、AVってファンタジーの世界だと思ってたんですけど、改めて周りの人に聞いてみると「何言ってんの? AVに憧れるし。AVを教科書にするに決まってるじゃん!」という意見なんですよね。
そう見えるように演出してるだけなんだよ、と伝えたいけど、現役時代はそう言うわけにもいかなくて。
——夢を壊すことになっちゃいますもんね。
ほたる はい、女の子限定の性の悩み相談SNSも始めましたが、「潮吹きを彼から求められるが、やり方がわからない」という相談はかなり多いです。
私は撮影用に1日10リットル以上水分を摂るので(汗)、ちょっと普通じゃない量ですよね(笑)。
そういう事も伝えたくて講演をしようと思ったんですけど、実際は講演依頼よりもクラブイベントに呼ばれることが多いです。
でも音楽イベントで固すぎるトークというのもちょっと違うのかなぁ、って。
——そうですよねぇ。
ほたる そこから「つけなあかんプロジェクト」っていう、コンドームにサインして渡すプロジェクトを始めたんですけど、それだけじゃ何なんで、DJしてみない? っていう話になって。
機械が苦手なんで、もう最初はミックスしたCDをかけるだけのエアDJから始めて。
でも、わかる人にはバレるから恥ずかしいんですよ。ダサいなと自分でも思ったし。
それでDJも練習するようになったんです。
明日公開のインタビュー後編ではAV引退後の
現在の活動や恋愛についても聞いちゃいます!
あかね・ほたる 1983年10月25日生まれ T157/B83W58H83 大阪府出身 O型 【紅音ほたるさんの今後の活動はこちらでチェック!】 Twitter:@akanehotaru1025 LINE公式ブログ:http://lineblog.me/akanehotaru/ Facebook:https://www.facebook.com/AkaneHotaruOfficial/ Instagram:https://instagram.com/akanehotaru/
(掲載:『月刊DMM』2016年1月号掲載 インタビュー:雨宮まみ)