AV女優で初!『文学フリマ』に出店し続けるIカップの人気熟女♡
“文学”に限定した『同人誌即売会』として会を重ねるごとに盛況さを増している『文学フリマ』。
そのイベントに“AV女優として”ただ一人出店し続ける折原ゆかり。
その理由と、出店することになったきっかけについて本人に直接聞いてみた。
2015年、文学界を大いに沸かせた又吉直樹の処女小説『火花』。
売上は空前の200万部を突破し、芥川賞受賞の快挙も成し遂げたこの作品。
なんと又吉と担当編集者が『文学フリマ』で出会ったことで生まれたというのだ!
文学フリマとは、『文壇や文芸誌の枠にとらわれず文学を発表できる場を提供し、作り手や読者が直接コミュニケートすることを目的としたイベント』。簡単に言えば”文学”をテーマに掲げた同人誌即売会である。
自費出版の本・コピー誌・電子書籍・DVD・CD-ROM・Tシャツ…自身が文学と信じるものであれば、何でも売ることができ、ジャンルも小説からノンフィクション、評論まで多岐に渡っている。
この文学フリマに3年前から出展し続けているAV女優がいる。
その人こそ、Iカップの豊満ボディでお馴染みの熟女AV女優・折原ゆかり。
AV女優としては初めて文学フリマにサークル参加し、本人が責任編集を行った雑誌『YPB』シリーズを始め、Tシャツなどのオリジナルグッズを製作販売しているという。
タイミング良く11月23日開催の「第二十一回文学フリマ東京」でも新しく作った作品を販売するとのこと。
早速、彼女の「折原ゆかりのエロやさしいサークル」ブースへ出向き直接インタビューを敢行した。
熟女AV女優が選んだ「文学フリマ」という表現の場
-そもそも、こういった同人誌即売会に出ようと思ったきっかけは何だったんですか?
「飲んでる席で、友達が個人で自分の本を作ることを勧めてくれたんです。もともと、作りこむことが好きなこともあり『え~なんか、おもしろそう~折原ゆかりとして記念になるかな~』という軽いノリでスタートしました。初めは一般の友人たちとの合同サークルとして出店していましたが、現在は折原ゆかり個人のサークルで参加しています」
-一般的に即売会というと最初は「コミケ」が思い浮かぶと思うのですが、そちらには参加していないのですか?
「はい。もちろん、コミケは知ってましたよ。でも、私にとっては敷居が高かったんです。絵は好きだけど、アニメや漫画が書けるわけでもないし抽選とも聞いていたし、何となく避けてしまいました。似たような即売会イベントを調べている中で、ピンときたのが文学フリマでした」
-なぜ、文学フリマだったのですか?
「ホームページで”自分が文学と信じるものであれば何を売ってもいい”と謳っていて、それが背中を押してくれました。AV女優だって、どんな職業だって、プロだってアマチュアだって自分が思えば文学になるんだ。出来上がって、もし作
品に何か言われたとしても 私が思えば文学です!ってことですからね。その言葉はお守りになったというか、言い訳に使おうと思ってました(笑)」
-なるほど。”文学”というとどうしても間口が狭い印象がありましたが、意外にも懐が広かった、と。
「でも文学フリマに出展しているAV女優って、未だに私だけですよね。まあ「AV女優初」っていう肩書きも、やる気が起きた理由の一つなんですけど…(笑)」
-販売されている本はどのような流れで作られているのですか?
「企画・素材作成・構成・デザインなどを周りと相談しながら決め、その分野のプロフェッショナル集団に形にしてもらってます。スケジュール管理や進行は私です。写真はカメラマン、文章はライターに頼んでいますが、すべて校正していますし、印刷所も紙の種類も全て自分で決めます」
-すごい!ほぼ編集長じゃないですか!
「編集長なんて、おこがましいですよ、あくまで監修・責任者です(笑)でも、2年前に発行した『YPB Vol.3』と去年発行した『YPB Vol.4』は週刊誌をイメージして作ったので、その時の仕事ぶりは編集長っぽかったかもしれません」