涼川絢音ちゃんが主役をつとめた新作ピンク映画で舞台挨拶
数々の名作を上映しているピンク映画の殿堂・上野オークラ劇場で10月14日、『ひまわりDays 全身が性感帯』の舞台挨拶が行われ、主演の涼川絢音ちゃんをはじめ、月本愛ちゃん、加山なつこさん、黒木歩さん、山内大輔監督らが登壇。大観衆の前で作品の見どころや撮影秘話などを語ってくれた。
まずは上野オークラ劇場名物、通称・前座コーナーから開始。イケメン支配人と劇場の3代目マスコットガールを務める月本愛ちゃん、熟女サポーターの加山なつこさんが登場。
「ハロウィンもあるので、秋っぽい衣裳を着ました」とナース姿の月本愛ちゃんがコメント。次回、11月11日に行われる舞台挨拶の紹介など3人で軽妙なトークを展開してくれた。
舞台挨拶では「沢山の方に来ていただいて嬉しいです」と主演の涼川絢音ちゃんが、そして作品では涼川絢音ちゃんの義母役を熱演した黒木歩さんが「泣いていただけたでしょうか?」と挨拶。
この挨拶に「笑いもあり、ウルっとするシーンもありいい作品でした」と自らも看護師役で出演しているにもかかわらず、思わず感動したとコメントする月本愛ちゃんの姿が印象的だった。
それだけピンク映画としては異色の感動作に仕上がっており、ぜひ、劇場で出演者の熱い演技を見てもらいたい作品となっている。
山内監督は涼川絢音ちゃんの演技を「いつもとは違うことを涼川絢音という女優でやりたかった。それに見事に応えてくれてよかった」と称賛。これには「嬉しいですね。試行錯誤しながら監督とどうやっていこうか話しながらやった」と涼川絢音ちゃん。
今回、かなり難しい役だったが無邪気ながらも小悪魔的雰囲気を持った涼川絢音ちゃんの魅力が最大限に発揮された作品となった。
また、27歳のソープ嬢という異色の役を演じた加山なつこさんにイケメン支配人が「今回のソープ嬢は最高でした!」と絶賛すると「みなさん大爆笑していましたね」と満足気な加山なつこさん。
感動作の中にも、ところどころに笑いのシーンも見られ、そのギャップがさらに作品の魅力を増大させている。
観客からの質問コーナーで「おすすめのシーン」を聞かれた涼川絢音ちゃんは「ありすぎて、どれも印象深かったです。それぞれの人がいちばん好きなシーンを持てる内容なので逆に教えて欲しいです」とコメント。
主演女優がおすすめシーンを迷うほど、濃い内容に仕上がっているのが今回の作品だ。
恒例のプレゼントじゃんけん大会を挟み締めの挨拶に。
「こちらの作品で(ピンク映画出演)3作目です。またひとつ成長したかなと思ってます」と作品序盤の好演が光った月本愛ちゃん。
「笑えて泣けるピンク映画に出させていただいて嬉しかったです」とソープ嬢役で観客を沸かせた加山なつこさん。
「みなさん来てくれてとても嬉しいよ」と作品で演じたミカヨのかわいらしいしゃべり方で挨拶を始める涼川絢音ちゃん。続けて「まだ上映は続きますので、よろしくお願いします。いい映画が大好きなので、応援していただけるみなさんと楽しみたいので、今後ともよろしくお願いいたします」と主演女優らしくしっかりと舞台挨拶を締めてくれた。
今回の上映作『『ひまわりDays 全身が性感帯』は出演陣が揃って口にしたように「泣けるピンク映画」。家族の絆、母の愛、そして一途な気持ちを持ったダメ男の再生物語。「たまにはピンク映画で前向きになってもいいじゃないか」と背中を押されているような気持ちになる必見の作品だ。
■『ひまわりDays 全身が性感帯』は東京・上野オークラ劇場で10月19日(木)まで絶賛上映中!
(撮影・取材 KKフォトグラフ)