── 現役のAV女優を登壇させたり、浅草ロック座は進化しています。
旬果 照明も音響もめちゃめちゃ素晴らしいです。前回、曲を聴きに来ているような人もいました(笑)。
── それくら音響がいい証拠です。
旬果 慣れてくるとお客さんの表情が分かるんです。
── そこまで見ていますか?
旬果 後半は徐々に慣れてきて表情が分かるんです。
── ということは初日と楽日ではあやみさんの表情も踊りも全然違いますか?
旬果 踊り子さんみんな違うと思います。
── それを見比べに行くのも楽しみの一つですね。
旬果 最低2回か3回は来てほしいです。
── 確かにライブですからね。
旬果 撮影もできないしDVDにも残らないです。
── 前回はコロナ禍前だったので外国人も大勢来ましたか?
旬果 台湾の方が大勢来てくれました。
── 今回は入国規制も緩和され外国人もまた多く来そうです。
旬果 浅草だし観光しながら見に来てほしいです。
── 浅草ロック座後の予定はありますか?
旬果 いまは未定です。ファンクラブ運営は続けていきますが、ヌードになるのは人生で最後かなと思います。今回、グッズで販売する写真集でもヌードになっていますが、それを最後にしようと思っています。今回がデビュー10周年ですし、20代最後の記念です。それ以降はデビュー20周年になるのでヌードは無理です(笑)。
── 10年後も見たいですよ!
旬果 本当に無理(笑)。デビュー20周年でヌードになったら、「あやみ旬果は困ったことがあったんだろうな」って思ってください(笑)。それくらいもうヌードにはならないです。
── ははは(笑)。それは生々しいです。
旬果 今回はデビュー10周年と20代最後なので浅草ロック座に立つんです。
── デビュー20周年で「マドンナ」熟女復帰はないですか?
旬果 あはは(爆笑)。ファンの方から「AV復帰はないですか?」と聞かれるんですが、そう言われると嬉しいです。もう引退して3年も経っているし、新人さんもデビューしているのに、いまだに私の作品を見ていてくれたり、新作が見たいと言われるのは嬉しいです。
── 「あやみ旬果」という名前を聞くだけで、どういう女優かパッと頭に浮かぶ存在です。
旬果 本当ですか? AV復帰はないですけど、「復帰はありますか?」と聞かれると嬉しいです。
── 引退後、自分の中で変わったことはありますか? 実は結婚しましたとか(笑)。
旬果 ははは(笑)。そういう報告はないんですけど、猫が増えたことと、引退後の仕事内容が変わり生活リズムと人間関係が変わりました。あとはパソコンで音楽が作れるようになりました。
── 音楽が作れるようになったのはすごいですね。
旬果 周りの方に教えてもらいました。あとは猫のために家を借りて失敗しました(笑)。
── どういうことですか?
旬果 広いところがよくて、2階建てで玄関前は森林みたいな家を借りたんです。でも、広すぎて猫がいなくなるんです。家のどこかにいるんですけど、どこにいるのか分からないので不安になるんです。それが失敗でした。
── 男性の好みは変わっていないですか?
旬果 猫を飼っているので猫がOKな人がいいです。猫が私の子どもみたいな存在になるので、私と一緒くらい猫も愛してほしいです。
── 見た目の好みは変わらないですか?
旬果 体格や顔の好みもあまりないです。あとタバコを吸う時にライターをつける仕草が好きなのも変わっていないです。
── なるほど。将来はどんな人間になりたいですか?
旬果 30歳目前なのでもう少し大人になりたいです。
── あやみさんはキャピっとした感じがいいんですけどね。
旬果 周りを見ているとみんな大人になっているので、私も大人になりたいです。こじ(小島みなみ)さんも「イチゴ大好き。ハピネス」とか全然言わなくなったし落ち着いています。私はいま同じくらいの年の人間と部活をしている感覚なんです。
── 現役の女優さんは大人ですか?
旬果 こじさんは22時くらいに眠たくなるそうです。
── AV女優はストイックですからね。
旬果 そういう姿を見ていると私はサークルをやっているみたいです。
── 結婚願望はあるんですか?
旬果 結婚願望はあります。
── 次回は結婚インタビューでお願いします(笑)。では、最後に浅草ロック座にかける意気込みをお願いします。
旬果 今回は人生最後の裸なのでヌードも踊りも見てほしいですし、自分で希望した楽曲が1曲だけあるので、踊りと歌詞の意味を感じてほしいです。前回はお姫様みたいなドレスだったんですけど、今回は大人になった演出と私を見てほしいです。前回、見に来られなかった人も多いと聞きましたので、今回はぜひ見に来てほしいです。
■12月11日から30日まで、あやみ旬果ちゃん登壇「夢音 DREAM ON 3rd season」の詳しい情報は浅草ロック座ホームページからどうぞ。
(インタビュー:月刊FANZA編集部 撮影・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:マインズ
ステージ写真提供:浅草ロック座)