現役AV女優を続けながら、知名度と発信力を上げて、若い人たちが伸び伸びと生きていける社会にしていければと思います
—— 自分がMだと気付いたきっかけは?
七堂 子どもの頃から、女の子が犯される系のアニメとか好きだったんですよ。セーラームーンが敵に痛めつけられるシーンにもの凄く興奮したことを覚えています
—— プライベートで見るAVもそういうジャンルが多いのでしょうか。
七堂 いや、それはないですね。もうエッチな視点ではあんまり見ることはなくて、有名女優さんの魅せ方をお勉強させてもらっている感じ。もともと可愛い女の子が好きですし
—— AVの検索ワードに「凌辱」「ドM」みたいな単語は入力されないのですね。
七堂 嫌がっているところを無理やりとか、痛めつけられるような展開って、生身の3次元の女の子だと見るのが無理なんですよ。正直、私ってかなり童貞マインドが入ってるんで
—— イチャラブ系のラブラブセックスしか見れない、みたいな。好きな女の子には笑顔でいて欲しいわけですね。
七堂 私、つくづく男に生まれなくてよかったと思ってるんです。女だから求められてエッチする機会ができましたけど、男だったらグイグイ女の子に迫る自分を想像できない。きっと魔法使いの未来が待っていたでしょうね
—— では、今後どんなAV女優になっていきたいか、目標を聞かせてください。
七堂 女優としては、内容的に凝った作品に出たいですね。演劇方面が好きなので、適当な演技はせず、しっかり見せることができればいいなと思います
—— 演技に強いこだわりがあるのですね。
七堂 AVのドラマ部分は飛ばされるものとは思いたくないんですよ。それに今は演技だけではなく歌もやっているので、色んな方面で発信していきたいですね。AIではできないことをやっていきたいです
—— 今後も幅広く活動を続けていくのでしょうか。
七堂 はい。こうやって現役AV女優を続けながら、知名度と発信力を上げて、若い人たちが伸び伸びと生きていける社会にしていければと思います。若い子の頑張りが潰されないような社会を作るというのが、最終的な目標かもしれません
—— 最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
七堂 私は『Give』の精神を持っている人こそ素晴らしいと思っています。エロについてもそう。『Give』の心を忘れず、これからも頑張っていきたいですね。応援よろしくお願いします!
—— ありがとうございました!
(インタビュー:もちづき千代子)