4月の世田谷区議会議員選挙に政治家女子48党から吉川はすみんとして出馬した七堂蓮未(デビュー作品は藤本香澄 名義)。元元幹部自衛官、政治家志望、現役AV女優……多くの肩書きを持つ彼女の、これまで語られることのなかったAV女優としての矜持や秘められたエロスを激白してもらった。
■デビュー作は藤本香澄 名義
新人 現在、膣トレにドハマり中 サバゲ―、バレエ、ダンスetc…趣味活大好きお姉さん エッチを趣味にしたくてAV DEBUT!! 藤本香澄
さかなクン理論でいうと『せまい水槽』の世界
—— 防衛医科大学を卒業し、去年まで自衛隊病院に勤務。現在は現役AV女優でありながら政治家を目指しているとのこと。かなり幅広い活動をしていますね。
七堂 時系列としては、AV女優になることを決めて撮影も終わった後で、政治活動を始めた感じです
—— そもそも何故AV女優になろうと思ったのでしょうか?
七堂 もともとAVは見てる方だったんですよ。でも、三上悠亜さんクラスの有名どころの女優さんばかりを見て『レベル高いなー』って思ってるくらいの感覚。美しい人しかできないお仕事だと思ってました。それがある日、知り合った方から会話の中でセクシー系のお仕事を勧められて、『私でもAV女優ができるんだ』と気付いたことがきっかけだったかもしれません
—— エロに対してもともと興味は強かった?
七堂 AV業界そのものへの興味が強かったんだと思います。どんな世界なんだろう、みたいな。なので、初めての撮影に挑むにあたってしみけんさんの本を読んで前情報を入れてたんですよ。結果的にまだ知らなくていいことまで知ってしまったような気がしますが(笑)
—— 初めての撮影で印象的だったことはありますか?
七堂 すべてを鮮明に覚えているんですけど、インタビューの時点でまったく緊張してなかったんですよね。けっこう色んなことを喋ってしまって……それこそまだあまり明らかにしてなかった詳しい職業のことまでNGナシで語ってたんですよ。後で作品を見たときに全くカットされてなくて『そこ使う?!』ってビックリしました
—— 初脱ぎも緊張はしなかったのでしょうか。
七堂 映像として撮られる分、人の目にどう映るのかがわからなくて難しいなとは感じました。今、どういう絵面なの?って
—— 脱ぐこと自体に抵抗感はなかったのですね。
七堂 男優の貞松さんがリードをしてくれたので、そこは大丈夫でした。やっぱりプロにはテクニック以上の凄さがあるんだと実感したんですよ。ただ、テクを堪能できるほどの余裕はありませんでしたね
—— さすがに初カラミでそこまでは(笑)。
七堂 でも、気遣いの一つひとつに感動はしましたよ。もっとAVはそっちにフューチャーすべきじゃないかと思うんですよね。女の子のエッチな触り方とかじゃなくて、男優さんの裏側を発信しろ!と。男性にはAVを見てその辺を学んで欲しいです
—— 業界について、デビューしてから知った側面は他にもありましたか?
七堂 現場での新たな発見としては、働いている人たちはみんな人間性が良いってことでしょうか。ヤバい人はまだ見たことがないですね。正直、政治や医療業界の方がヤバいですよ。心理がまったくわからない。さかなクン理論でいうと『せまい水槽』の世界。私が出会ってきた人たちの攻撃性は純粋に可哀想だなって思っちゃいます
—— AV業界は平和に感じますか?
七堂 AVの世界って『水槽』というより『海』だと思うんです。一人ひとりが閉じ込められていないというか。だから現場で嫌な気持ちになることはないし、楽しく仕事できてますね
—— 性の目覚めは幾つの時だったのでしょうか。
七堂 初めてオナニーをしたのは、小学校3年生です。親のいないところで筆の毛先を濡らしてアソコをツンツンしていましたね。すでに『ここは気持ち良い』って感覚は持ってました。でも、それがオナニーだってことは知らなかったです
—— 筆でツンツン……?!
七堂 え、筆を使うのってけっこうマイナーなんですか?
—— オナニーのスタートとしては珍しい部類かと(笑)。
七堂 そうだったのか。でも、筆で鍛えられたのか、クリの発達は超早かったですよ。オナニー始めた当初からクリイキしてましたもん
—— では、初体験は何歳の時でしたか?
七堂 19歳です。大学生の時でした。相手は同じ大学の医学生で、今頃は太平洋の方で医師として働いているはずです
—— さすが防衛医科大学卒。その人とは付き合っていたのですか?
七堂 はい。私の人生では今のところ最初で最後の彼氏です。実は4月の選挙の頃まで付き合ってたので、別れたのはつい最近なんですよね