◯古き良きストリップ劇場で使われた用語
さてさて、やっと、やっと、やっとこさの本題です(笑)。今回は【昔のストリップ業界用語集】でもいきましょうかね!
昔は当たり前のようにストリップ劇場の楽屋などで使われていた業界用語も、今はとんと使われなくなった、あるいは 時代の移り変わりにより演目も変わり、使われなくなった用語が結構あったりしますね。
【ソロオープン】…ダンスをしてベッドショーはなし。そのままオープンショー。
【入れポン】…お客様に向かって股間を広げて、アソコに男性器の形の張型を入れさせること。野菜を入れる野菜入れポンショーなどもあった。
【指ポン】…入れポンと同じようにお客様の指をアソコに入れさせること。
【プン】…オープンショー(股開き)のこと。
【白黒】…女性と男性の二人のショー。生のセックスを観せる本番白黒、アクロバティックなアダジオ白黒、セックスはしないが天狗のお面や張型を使った天狗白黒、ピンクコントのコミック白黒などがあった。
【ナマ板】…器具を一切使わずにナマでセックスをさせること。
【本レズ】…作られたレズビアンではなく、本物のレズビアンショー。
【天ビ】…天狗のお面や張型を使ったベッドショーのこと。その進化系でお客様を舞台に上げて入れポンさせたりする【天板ショー】へ。
【アクロ】…肉体を普通では出来ない形にしてアソコを観せるショーのこと。
【花電車】…アソコに筆を入れて習字をしたり、タバコを吸ったり飛ばしたり、笛を吹いたり、ビアニカを吹いたり。ストリップ界において唯一のマン芸お笑いショーである。
【パチンコ】…その日の出演者が一斉に舞台に登場してオープンすること。アソコを花(チューリップ)に例えてパチンコというようになった説や、お客様がパチンコ台の的、そこに入れば開くということからパチンコというようになったなど諸説ある。
【ウラ】…劇場内の秘密の個室のこと。昔はそこで、舞台を観て欲情したお客様が踊り子さんや個室専属の女の子にヌイてもらっていた。手コキもあれば、本番もあった。平和な時代でした(笑)
【マネージャー】…踊り子さんと共に生活をする言わばヒモ。踊り子さんの稼ぎだけで食いつないでいる。ちなみに、僕ら駆け出しのコメディアンはヒモさんには大変お世話になりました(笑)
【コブツキ】…子連れの踊り子さんのこと。彼女達も一人の女性であり、母親である。ちなみに、マネージャーと子供を連れている踊り子さんは【コブヒモ付き】と呼ばれていました。
【コース】…踊り子さんが巡業する劇場スケジュールのこと。人気のある踊り子さんは昔は「3年先までコース入ってるのよ」なんて言ってましたね。それだけ全国に劇場がたくさんあった時代でした。今でもこの言葉は使われています。
【バンス】…ギャラの前借りのこと。中日過ぎにする。今ではする踊り子さんは少ない。いろいろ踊り子人生悲喜こもごもですなぁ(笑)
(記事引用元=ズバ王)