最近、不倫が話題になる一方、結婚生活に終止符を打ち、独身生活に戻ることを選択する女性が増えている。
しかしそうしたバツイチ女性の下半身事情は、決して恵まれているわけでもないようで……。
高校の同級生に告白されて…
「夫の浮気が発覚してから夫婦ゲンカばかりするようになって、5年前に離婚が成立。以来、独り身です」
そう話すのは、バツイチ歴5年の恵那さん(43歳)。離婚後、特定の彼氏ができたことは一度もないという。
「やっぱり独り身になると、妙に人肌が恋しくなって、この際、誰でもいいから彼氏が欲しいなぁ、って思うこともあります。でも私は結婚に失敗した身。気になる男性ができても、どうしてもネガティブな気持ちに引っ張られて、積極的になれないんですよね」
しかし、そんな彼女が唯一、積極的になれるときがあるという。それは同窓会。
「昨年の正月、高校の同窓会があるというので久しぶりに帰省しました。みんな見た目は中年になったけど、話していると学生時代の感覚に戻るじゃないですか。で、その気安さから当時友たちだった男子に〝実は離婚して毎日寂しいんだよね〟って愚痴ったら〝元気だせよ。今だから言うけど、オレ、昔は恵那のこと好きだったんだよ〟って慰めてくれて……」
今度は自らで同窓会を企画!
離婚以降、女としての自信をなくしていた恵那さんにとって、元同級生のこの言葉は相当嬉しかった模様。同窓会の帰り、彼に誘われるままホテルに入った。
「セックス自体が久しぶりだったけど、なにより相手は元同級生。40代のおじさんに抱かれているというより、高校生のころに戻ってセックスしているって感覚でした。最高に盛り上がったのは言うまでもありません」
これで同窓会セックスにすっかり味をしめた恵那さん。その翌年、つまり今年の正月は、自ら中学生の同窓会を企画し、その幹事を買って出たそうだ。
「もちろん目的はセックスです。このときは昔好きだった男子の隣をキープし、まんまとホテルへのお持ち帰られに成功しました(笑)」
恵那さんにとって年に一度の同窓会は、唯一にして絶好の出会いの場。次の正月休みも何らかの形で同窓会を開きたいという。
(掲載/「実話大報」2017年10月号)