エロ、グロテスク、SF…猟奇的な作風でヨーロッパでも評価・支持されている“奇想”漫画化・駕籠真太郎氏。
映画好きでも知られる氏がいろいろな映画をエロ目線で斬ってみたらこうなった…
第1回『リング』
ボンドカーにあった知られざる秘密の仕掛け♡
『007』
今回は『007スペクター』 公開中ということで007ネタにしたわけだが、実はダニエル・ クレイグ版、にピアース・ブロスナン版、ティモシー・ ダルトン版はほとんど見てなかったりする。
自分がリアルタイムで007に接していたのはロジャー・ ムーア版であり、テレビでちょくちょく放映していた『 黄金銃を持つ男』『私を愛したスパイ』『ムーンレイカー』 といった荒唐無稽の極みに達したあたりがド直球なのだ。
自分がリアルタイムで007に接していたのはロジャー・
変装もろくにせず自ら名乗りさえするというおよそスパイらしからぬジェームズ・ボンド、数々の秘密兵器、
要は究極にレトロな世界観なわけだが、
もちろん情報戦こそが重要というのは大昔の戦争からそうなのだろ
そうなると、
時代は明らかに進歩しているのに、相も変らぬレトロ感。
『サザエさん』において、
『オースティンパワーズ』シリーズのようにパロディにする、『
(画・文/駕籠真太郎)
◉PROFILE 駕籠真太郎(かご・しんたろう) 1969年~東京都出身 人間という存在を弄り倒す人体改造や人体破壊をネタに狂気的な世界を描いている。 公式HP『印度で乱数』 ツイッター (@shintarokago)