最近、ちょっぴり盛り上がっている緊縛の世界。
その中でも、可愛いモデルさんたちからの
「私も縛って♥」
というラブコールが鳴り止まない若き緊縛家をご紹介♪
縄を始めたきっかけは彼女が変態だったコト
ロープ・アーティストとして活躍しつつ、フォトグラファーとしても活動を行っている一鬼のこさん。
アングラ界では有名だけれど、SMに興味のない方はご存知ないかも?
でも、AV女優のみおり舞さんやモデルの七菜乃さんが縛られ、撮られることに喜びを感じるほどの人……というと興味が湧くのでは?
しかも、一鬼のこさんの緊縛はこれまでのものとはひと味違う。サイバーロープと銘打ち、暗闇で光る緊縛ショーを行ったり、真っ白い空間で真っ赤な縄を使って縛るアート作品を作ったりと、ポップなロープアートも展開しているんデス。
ところで、緊縛を始めたきっかけって?
一鬼のこ「当時付き合っていた彼女が変態で『恋人同士の関係よりご主人様と奴隷の関係のほうが深い』なんて言うんです。それなら、と縛りを勉強し始めました。でも、SM自体には興味がなかったんです。色々やってるうち、緊縛は女性をより美しくすると思うようになり、段々と好きになりました」
あるトラウマがあって男性は縛りません(笑)
その当時、変態バーで働いていたため、練習台には事欠かなかったと鬼のこさん。
一鬼のこ「『縛ってほしい』という人が大勢いて、いろんな方を縛るうちに上達していきました」
ちなみに縛り志願してくる女性は、不思議とものすごい美人か、もしくは目も当てられない×××なのだそう。時折、男性や女装子なども「縛ってほしい」とやってくる…が、男性は基本的にお断りしているのだとか。
一鬼のこ「変態バー時代、男性を後手に縛っていたら、背後に回ったボクのチ●チンをずっと触ってくるんです(泣)。そのケは全くありませんから、気持ち悪いだけで……。以来、男性は縛らないことにしました(笑)」
ウーン、確かにそれはトラウマだ。しかも、緊縛は、縛る方が体への負担が大きそうで……。
一鬼のこ 「相手は縄と僕に体を委ねるので、こっちがしっかり受け止めないといけないんです。だから、最近、腰や膝が痛くて痛くて」
縄師って、ずいぶん大変な職業なんですナ。そんな、大変なプレイだけど、やっぱり「女性を縛ってみたい」という男性って多いですよね。鬼のこさんは作品の展示やショーだけでなく、縄の講習会なども行っているので、ご興味のある方は、ツイッターなどで情報をゲットしてみてね!
中山美里 アダルト分野に妙に長けた女ライター。近著に風俗嬢のルポ「漂流遊女」。 Hなニュースサイト『JESSIE』をやってます。ヨロシク!!
(掲載/「実話大報」2016年4月号)