【川越にこ写真展「TRITON」レポート!】「人はどこから来て、どこへ向かうのか」壮大な問いをテーマに掲げ、川越にこを1年間追った写真展が開催! 箏・書道パフォーマンスも披露!

川越にこ写真展「TRITON」レポート!

6月9日から14日まで、東京・恵比寿のAL Galleryで開催された「川越にこ写真展『TRITON』 Photographed by Yoshihisa Marutani」。6月発売の写真集『TRITON』の刊行を記念して開催された川越にこちゃん初の写真展は、会期を通じて多くの来場者が足を運び、大きな反響を呼びました。

AV女優としてはもちろん、さまざまな分野で活躍の場を広げるにこちゃん。本展では、広告やファッション、雑誌など幅広い分野で活躍する写真家・丸谷嘉長氏が撮り下ろした作品を展示。オリジナルプリントならではの迫力と存在感により、写真集とはまた違った魅力を味わえる空間となっていました。

「人はどこから来て、どこへ向かうのか」

そんな壮大な問いをテーマに掲げた本展は、海を起点に記憶と存在の往還を描く三部構成。八丈島で育ったにこちゃんのルーツとも重なる海のイメージを軸に、懐かしさと未来への希望が同居する物語が紡がれていました。

 

会場に足を踏み入れると、そこにいるのは単なる被写体としてのにこちゃんではありません。時に少女のような無垢な表情を見せ、時に強い意志を宿した眼差しで見る者を惹きつけます。海そのもののように静かに佇む姿は、それぞれの記憶や感情を呼び起こし、多くの来場者が一枚一枚の作品の前で足を止め、じっくりと見入っていました。

また会場では、写真展限定フォトブックやトートバッグ、アクリルスタンドなどのオリジナルグッズも販売。作品鑑賞の余韻を持ち帰ろうとするファンの姿も多く見られ、物販コーナーも終始賑わいを見せていました。

なかでも大きな注目を集めたのが、6月10日と11日に開催されたスペシャルイベント「箏&書道パフォーマンス」です。昨年アメリカ・ロサンゼルスで開催された「OC JAPAN FAIR」で披露されたパフォーマンスを日本で初めて再現するということもあり、イベント開始前から会場は満員。期待に胸を膨らませた観客たちで埋め尽くされていました。

袴姿のにこちゃんが姿を現すと、会場からは大きな拍手が送られます。凛とした表情で観客に一礼したにこちゃんは、静かにたすきを肩に掛けました。その瞬間、会場の空気が一変。これから始まる真剣勝負を前にしたような緊張感が漂い、観客たちの視線は自然とその姿へ集中していきます。

 

そして筆を握ると、迷いのない筆運びで大きな紙へと思いを刻んでいきました。力強く、それでいて美しい書のパフォーマンス。そこに現れたのは「命」の一文字でした。堂々と書き上げられた文字には強い意志と生命力が宿り、会場を埋めた観客たちからは大きな拍手が送られました。

続いて披露された箏の演奏では、繊細で美しい音色が写真展会場を優しく包み込みます。静かに響く音色は展示作品とも不思議な調和を見せ、『TRITON』の世界観をより深く感じさせるものとなっていました。来場者は誰もがその響きに耳を傾け、海をテーマにした作品群に囲まれながら幻想的な時間を共有。写真だけでは表現しきれない、にこちゃんの新たな魅力が会場いっぱいに広がっていました。

静寂と躍動、日本の伝統文化とアートが交差した特別なひととき。写真展という枠を超えた表現の場となった今回のイベントは、来場者の心に深い余韻を残しました。

パフォーマンス終了後も来場者対応に追われる忙しいなか、にこちゃんに今回の写真展『TRITON』について話を聞くことができました。

――写真展のタイトルが「TRITON」ですが、このタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか?

「人間は海からやってきた存在だと思っているんです。だから海にはどこか懐かしさがありますし、人類の流れやルーツのようなものを感じるんですよね。それと、私自身がすごく『水』にルーツを持っていると感じているんです。今回の撮影では、水にまつわる場所をたくさん巡りました。唯一、雨だけは撮れなかったんですけど、滝、霧、海、川、雪のカットがあるんです。
私にとって水は活動の源のような存在で、水に触れることで、笑顔だったり、強さだったりと私らしさを取り戻せることが多いんです。そういう部分をカメラマンの丸谷さんが見抜いてくださって、1年間かけて追い続けてくれました。
季節ごとにさまざまな表情を撮っていただいたので、1年の間に少しずつ変化していく顔つきや体つき、その時々の感情や情景が自然に写し出されていると思います。その一枚一枚をこの写真展で味わっていただけたらうれしいです」

 

――作品全体を通して水が流れている印象がありますが、出身の八丈島も関係しているのでしょうか?

「八丈島も大きな要素ですね。今回、滝に打たれた写真が印象に残っている方も多いと思うんですけど、私は水の流れそのものに物語を感じているんです。雨が降って山を流れ、川になり、海へ向かう。その流れの中で私が滝に打たれることで、私の細胞も川から海へ流れ、やがて八丈島へたどり着き、空へ昇っていく。それって輪廻転生にも通じる感覚があるなと思ったんです。
水の流れを通して、私の過去、現在、未来をひとつのストーリーとして表現したかったんです。少し奥深い話かもしれませんが、そういう想いがあります。八丈島で育ち、海の恵みや水の力によって生きてきた私だからこそ、体に染み付いている食文化や暮らしも含めて、この写真展を通して私のルーツに触れていただけたらと思い、『TRITON』というタイトルを付けました」

――丸谷さんとは1年間にわたる撮影だったそうですが、どのような関係性だったのでしょうか?

「実はすごく不思議なご縁なんですけど、人生で初めて撮っていただいたカメラマンが丸谷さんだったんですよ。まだ『川越にこ』になる前、AVデビューする前に一度だけグラビアを撮っていただいたんです。
その半年後くらいに、『にこちゃんには、まだまだ引き出せるものがある』と丸谷さんがおっしゃってくださって、『私の作品として撮らせてください』と声をかけていただきました。
そこから自然と撮影が続いていき、気づけば1年ほど撮りためてくださっていたんです。世に出していない写真もたくさんあったので、『これは写真展として残さなきゃいけない』という話になりました。最初から『1年間撮りましょう』と決めていたわけではなく、本当に自然に積み重なっていったものなんです」

 

――普段の川越さんの姿も見られる作品になっていますね。

「今回の写真展はほとんどレタッチもしていませんし、自然光をそのまま活かしています。
滝の写真も朝5時頃の光ですし、霧や雪の写真もその時の自然の光そのままなんです。だからこそ、よりリアルな私自身が写し出されているんじゃないかなと思います」

――展示されている写真はどれも素敵ですが、ご自身が特に好きな作品はありますか?

「最後に展示している夕日の写真ですね。この写真は実は1年間撮り続けた作品の本当のラストカットなんです。すべての撮影が終わって、『これで最後だよ』という瞬間に撮られた一枚で、未来へ飛び立つ姿、過去の私を置いていくような表情や光など、すべてが表現されているので、こちらの写真が私にとってとても特別な一枚です」

――わかりました。それでは最後に川越さんにとって「命」とは何でしょうか?

「命とは生命線のようなもの、そして時の流れでしょうか。命があるからこそ、人との出会いがあり、刺激があり、さまざまな経験を得ることができます。でも命が尽きたら、そこで終わってしまうじゃないですか。だからこそ『命』という文字、存在が、私の人生をずっとつないでくれているんだと思います。その流れを今回の写真展の中に収めることができました」

――今後の活動も楽しみにしています。

「ありがとうございます。これからも頑張ります」

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写真という表現を通じて新たな魅力を見せてくれたにこちゃん。女優としてだけでなく、一人の表現者として活動の幅を広げ続けるその姿から、ますます目が離せません。写真集『TRITON』の反響はもちろん、今後どのような景色を私たちに見せてくれるのか、そのさらなる活躍に期待したいところです。

川越にこX:@kawagoeniko
GGX:@model_talent_GG

(写真・取材:神楽坂文人

「奥さんより気持ちいい?でもまだ出しちゃダ~メ」 支配欲が強い美人上司との出張中、射精を’許可制’にされちゃった新婚の僕。 川越にこ

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