今や海外でも大人気の沖田杏梨ちゃん。先日は突然のマスカッツ卒業宣言と海外進出でも話題に! そんな杏梨ちゃんのロングインタビューを三回にわけて掲載します!!
デビュー当時はやっぱりプロとして仕事ができてなかったんですよね…
――2011年のAVデビュー以来、毎年のように何か大きなトピックがあって、常に話題の中心にいる印象がありますが、今までの道のりって、ご本人からすると順調でした?
沖田杏梨(以下、杏梨) いや、ぜんっぜん順調じゃなかったですね~。
――ぜんっぜんですか。
杏梨 ぜんっぜんです。最初、エスワンからデビューして、そこから2年ぐらいはわりと穏やかだったかなという感じですけど、それも今振り返ってみればそう思えることで、当時は正直、AVのこともよく知らない状態だから、エスワンがどういうメーカーかもわかってなかったんですよ。
――すごく華々しくデビューされてましたけど、自分が華やかな場所に立っているという自覚もなかったですか?
杏梨 なかったですねぇ。当時はまだ自分の中で葛藤があったんですよ。
――どういう葛藤ですか?
杏梨 素人の意識が抜けてなくて、このプレイをするのは嫌だとか、この男優さんは嫌だとか、個人的な好き嫌いが出てたんです。
プロとして仕事ができてなかったんですよね。
デビューして一年ぐらいはそんな状態が続いてました。
――じゃあ、逆に言うと初期の作品には正直な沖田さんが観れるんですかね?
杏梨 そうですね(笑)。でも、やっぱり当時も自分がノッてない作品は売れてなくて、ノッてやってる作品は売れてたんです。
――でも、その事実がわかったのも後からですよね。
杏梨 そうですね。リアルタイムで気づいて、それで危機感を感じたとかではなかったです。(次のページヘ続く)