【未歩なな「月で逢いましょうvol.76 Birthday Special」ライブレポート！】
所属アーティスト全員がセクシー女優というオンリーワン音楽レーベル「Milky Pop Generation」が送るライブ「月で逢いましょう」。
その「月で逢いましょうvol.76 Birthday Special」が東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンで6月28日に行われ、デビュー1周年を迎えた未歩ななちゃんが3回目のワンマンライブに登場しました！
前回のライブレポートはこちらから
今回も平方元さん（ピアノ＆コーラス）と福田正人さん（ギター＆コーラス）が、ななちゃんのライブを盛り上げてくれます。
デビュー1周年ライブとあって、会場来場者と配信視聴者が過去最高を記録。多くのファンに見守られながら、純白のドレス姿で登場したななちゃん。
会場からは「かわいい！」の声援が早くも飛びます。
1曲目は『ススメ→トゥモロウ』（μ’s）を伸びのある声で元気に歌い、快調な滑り出しをみせます。
曲後、「みなさんこんばんは。『なぁたん』こと未歩ななです」と挨拶すると、会場からは拍手と「おめでとう！」の声が上がります。続けて、「記念すべきデビュー1周年の日に、音楽の場でみなさんに会えてとても嬉しいです。いままでの思いや、これからの思いを歌って、みんなと笑顔で楽しい時間を過ごせたらなと思っています。みんな声を出せますか？」とファンに聞くと、「うぇ～い！」という元気なレスポンスが帰ってきました。
2曲目は『僕に彼女ができたんだ』（SHISHAMO）を溌溂と歌うと、ファンからは手拍子が起こり、3曲目は『Rolling star』（YUI）を披露。
ここでバンドメンバーを紹介したあと、「『ハイタッチ☆メモリー』（小倉唯）という曲を歌うんですけど、この曲はイヤなことがあっても、ハイタッチをして前に進んで行こうという、とてもステキな曲なので一緒に盛り上がってください。配信の方もいっぱいコメントをしてください！」とMC。サビの部分ではファンとエアーでハイタッチをして盛り上がりました。
曲後は必ずMCを入れるななちゃん。これも溢れる思いを抑えきれないのでしょう。「みなさん楽しんでいますか！ 声出しがあると毎回、毎回聞きたくなっちゃうんです(笑)。楽しんでいますか？
相棒のギターを使って歌いたいと思います。まずは尊敬している尾崎豊さんの『僕が僕であるために』を歌います。この歌は自分を見失いそうになったり、泣きそうになったり、元気がなかったりした時に聞くと、すごいパワーをもらえる曲なので、みんなにもちょっとでも私のパワーが届いて、元気な笑顔になってもらえたらいいなと思い大事に歌いたいと思います」と言い、ななちゃんが尊敬してやまない尾崎豊さんの隠れた名曲をギターを弾き、一生懸命歌ってくれました。
曲後は、「いまの尾崎豊さんの曲のように、自分も正しいことはまだなにか分かっていないんですけど、探し求めながら勝っていかなきゃならないし、負けちゃいけないという気持ちで頑張りたいと思います。自分は周りが思っているよりも弱い人間なんですけど、みなさんに会えて頑張ろうと思うようになり、毎日がすごく幸せです。
元気に活動出来ているのも、みなさんのおかげなので感謝の気持ちでいっぱいです。会いに来てくれたり、ツイッターでリプをくれたり、配信を観に来てくれたり、私の力になってくれて本当にありがとうでいっぱいです。なので、次の曲はみんなに1年間のありがとうを全部出し切れるくらいの気持ちを込めて歌います」と熱く語り、『ありがとうForever…』（西内まりや）をファンに訴えかけるように熱唱。
続けて、『GIVE ME FIVE！』（AKB48）、『LOVE YOU ONLY』（TOKIO）を歌い、ライブ後半へと進みます。
「自分はしっとり系の曲が好きなので、前のライブではしっとり目の曲が多かったんですけど、今日はみんなで盛り上がりたいと思い、ハッピーな曲を多めにしたんです」と、今回の選曲の意図を話すと、ファンから「超ハッピー！」の声が飛び、会場全体がハッピーな雰囲気に包まれます。
そのムードに後押しされ、デビュー前から歌っているという『風になる』（つじあやの）をにこやかに、ギターを弾きながら歌ってくれました。
ライブもいよいよ佳境に差し掛かり、「次は私のオリジナルソングの『小悪魔ダーリン』を歌います！ この曲は元さんも、福ちゃんもリハーサルで難しい曲と言っていたんです」と言うと、元さんが「ギターを弾きながら、よく出来るよ」と感心します。
そして、「この曲をいっぱい、いっぱい聴いて、愛してもらいたいので覚えてください」と言いオリジナルソングを歌うと、会場には多くのサイリウムが振られます。
ここまでノンストップで10曲歌い、ラストの曲前になると、「次の曲で最後なんですけど」とななちゃんが名残惜しそうに言うと、ファンからは一斉に「え～～！」の声が上がります。
この声を聞き、まだまだ終わりたくない様子を見せるななちゃんは、「最後の曲に行く前にちょっとだけ話をしたいです。この1年間頑張ってやってきました。この仕事をする時、すごく上に行きたい気持ちはあまりなくて、ただ踏み出してここにいる感じでした。
同じメーカーの大好きな先輩が、『一番になりたい！』とYouTubeで強く語っている姿を観て、大好きだから応援する気持ちになると思ったんですけど、それよりも悔しい気持ちが強くて、それを観てすごく泣いてしまったんです。
いままでは『売れなかったら、次はどうしようかな』と逃げ道を探していたんですけど、その逃げ道を探していたことが悔しくなり、この1年間のことをすごく後悔しました。
だから、2年目は絶対に後悔したくなくて、私もみんなのためにもっともっと上に上りたくて、逃げ道も探したくないし、この場所にずっといたい気持ちが強くなりました。
みんなが応援し喜んでくれるから、もう少しこの場所にいたい気持ちがすごく強くなりました。一緒に上に行ってキラキラしている姿を見て、元気になってもらいたいという気持ちでいっぱいです。
私のことを好きで、ついて来てくれる人のために頑張ります。一緒に上に行こうという気持ちでついて来てくれると嬉しいです。お願いします。ずっと大好きでいてください！」と決意を表明。
ななちゃんの熱い思いを受け止めたファンからは、「なぁたん大好き！」の声援が送られ、最後は「この気持ちを歌にできる曲があるんです。みんな受けとめてください！」と言い、『ファンサ』（mona cv:夏川椎菜）を絶唱。ななちゃんの思いが会場のファン、配信視聴しているファン全員に伝わりました。
最後は安堵の表情を浮かべ、「2年目も応援してくれると嬉しいです！」とメッセージを伝えるななちゃんに、運営からサプライズでデビュー1周年を祝うケーキが贈られ、ななちゃんも感激します。
これほど熱く、そしてアットホームなライブがあったでしょうか！ 誰もがハッピーになれる素晴らしいライブでした！ デビュー2年目を迎え、本業での活躍はもちろん、ライブ、ギターと音楽シーンでのさらなる飛躍をななちゃんには望みたいと思います。
（写真・取材：神楽坂文人）
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