AVが楽しくなってきて、役に入り込んで泣けるようになった
――AVが面白くなってきて、変化はありました?
AIKA 「演技がうまくなったね」「エロくなったね」っていうのはよく監督に言われますね。ドラマの役になりきれるようになったとか。
あと、最近、『癒らし。 WANZ FACTORY Ver. AIKA』の撮影で、遠距離恋愛の相手と再会して泣くシーンで、本当に泣けたんです。あれは今までの自分を全部出したような作品になったから、観てほしいですね。そう思えるような、いい作品が作れるようになったっていうのが、一番大きな変化じゃないですかね。
あとは、マドンナとかからオファーが来るようになったことかな? マドンナって……ウチが出ていいメーカーなんかな? って思うじゃないですか(笑)。
オファーしてくれるチャレンジ精神は嬉しいんですけど、ちょっとビックリしましたね。
――現場での人間関係も変わりました?
AIKA うん。自分はけっこうズバスバ言うほうだから、こうしたほうがいいっていうのは言っちゃうんですよ。
向こうもイラっとするだろうなと思うけど、それを受け入れてくれる相手だと、人として尊敬できるし、好きになっちゃいますね。
今だけの関係だと思ってると、相手のことを思って仕事ってできないでしょ。これからも続いていく仲間になって、情が深い感じの関係でいたい。
「プライベートを充実させて。というアドバイスに感動
――逆に、後悔してる現場ってありますか?
AIKA 自分の納得できるものが出せなかったときですかね。こないだ、パケで全然いい写真が撮れなくて、悔しくて泣いちゃったことがあるんですよ。
何度も仕事したことあるカメラマンさんだったんで、あとで「最近、キメのいい顔が作れなくて、取り乱してごめんなさい」ってメールで謝ったら、
「全然気にしてないし、むしろ真面目でいい子だなって思ったよ。俺から一つだけお願いがあるんだけど、プライベートを充実させて欲しい。今、一番忙しいのはわかってるけど、プライベートが充実してないと全部顔に出ちゃうから、充実させて、できれば恋もしてキュンキュンして、いい顔見せて。応援してるから」
って返事をもらって。
――すごい、本気でAIKAさんのことを思ってないと、出てこない言葉ですね。
AIKA 周りにそういう人がいるから、自分もがんばろうって思えるんですよね。
自分も先輩みたいな立場になったときに、人にこういうこと言える人間になりたいなって思うし。
周りに信頼できる人がいるっていうのが、仕事の面白さとしてはすごく大きいと思ってます。
ロングインタビューも次回で最終回。
「ギャルはヤリマン?」疑惑と
「DMM.R18アダルトアワード」に対する思いについて!
明日の更新を震えて待て!!
あいか
1990年8月25日生まれ
兵庫県出身 O型
趣味・特技:ダンス、ファッション
◉Twitter:@AIKA50
(インタビュー・雨宮まみ)