最初はレズは嫌だったんですよ。私、男が大好きなので。本当に大好きなので!
でもあいちん(上原亜衣)となら、任せられるかなって思った
安田 自分ではS気とM気、どっちが強いと思ってます?
尾上 Mだと思ってたんですよ。やられたい願望も強いし、淫語も言えないし。
プライベートでも責めて、責めてって感じだったけど、AVの仕事で色々やって、自分が責めるのも楽しいかもって思ったんですよね。
大木 仕事で目覚めたと。
尾上 そういう意味で、目覚めたといえばレズですね。最初はレズは嫌だったんですよ。私、男が大好きなので。本当に大好きなので。
安田 大切なことなので二回言ったんですね(笑)。
尾上 だからずっとNGにしてたんですよ。でもあいちん(上原亜衣)との話があったんですね。あいちんなら、レズもたくさんやってるし、任せられるかなって思った。あいちん以外なら無理でしたね。
大木 それが「美少女ふたりでエッチッチ! 尾上若葉 上原亜衣」(kawaii 2013年7月25日発売)ですね。
尾上 そうです。そうしたら、この初めてのレズ作品でスカパーの作品賞(スカパー!アダルト放送大賞2014年作品賞)を取れたんですよ。
それで少し自信を持って、レズも悪くないなって思ったんですよね。
安田 やっぱり女性にとって、レズってハードル高いんですか?
尾上 どう責めていいのかわからないんですよね。こんなこと、女にやられたらイヤかなって、相手のことを考えちゃったりするんですよ。だから、気が合わない子とのレズって、厳しいですね。
安田 相手に気を使っちゃうわけですね。
大木 二年のブランクの後に復帰したわけですけど、これからの目標とかありますか?
尾上 今まで一位になったことがないんですよ。引退前の時は、いい感じなとこまで行ったんですけど、一位は取れていない。
だから、DMMアワードとかスカパーとかでグランプリ取りたいですね。もっともっと有名になって、誰でも『尾上若葉? 知ってる知ってる』って言われるようになりたいです。
大木 最後はちゃんとAV女優のインタビューっぽい感じになりましたね。
尾上 最後? まだまだ飲みますよ。もう一軒行きましょうよ。
安田・大木 いや、もう、我々はこのへんで……。勘弁して下さい!
(インタビュー&文・安田理央)