プロの監督が認めたヌケるAV作品はズバリこれ!
AV監督が愛したアダルトビデオの話を聞いてきた…
前編では、女優のプライベートの部分が見える『girl friends』をオススメしてくれた今田監督。
「映像は“妄想を助長させるようなもの”」と話してくれた監督が次に撮りたい作品とは…!?
「本当の彼女とか出してみたい……
ヒリヒリする感覚を忘れていくんじゃないかっていう恐れがある」
(第一回:タイガー小堺監督<前編><後編>) (第二回:麒麟監督<前編><後編>) (第三回:沢庵監督<前編><後編>) (第四回:梁井監督<前編><後編>)
第五回は、熟女系女優のハメ撮り作品で人気を博している、HMJMのタートル今田監督のオススメAV!!
「映像なんて妄想を助長させるようなものだろうから
作品には余白を作るべきなんじゃないかって思う。」
ーーAVを見る時ってどんなシーンで抜くものですか?
今田「フェラシーンかな。自分もずっとフェラされてたいですからね、挿れたりするのって疲れるじゃないですか。」
ーーまあそうですよね(笑)。そのフェラシーンも正面から撮ったり、上からだったりと色々ありますが…。
今田「エロい舐め方する子だと横から見たいってのもあるけど、ずっと撮り続けてるのもエロいから、エロいフェラなら撮り方にこだわりはないですね。
なんか、今のユーザーさんは『こういうAVならこういうアングルで撮れとか、この男優は嫌いだから出すな』とかうるさいじゃないですか? なんでも親切に見せてもらえるのを当たり前に思わず、妄想で補完しろよ、グッとくるシーンなんて自分で見つけろよって思いますね。
ーー確かに最近のAVって至れり尽くせりって感じです。
今田「映像なんて妄想を助長させるようなもんじゃないですか、それをサービス良過ぎるように作るのはどうなのかな? 作品に余白を作るべきなんじゃないかって思います。
……まあ俺は適当に作ってるから余白がいっぱい出来ちゃうだけなんですけど(笑)。」
ーー監督の最新作についてお聞かせ下さい。
今田「俺、今年で監督10周年なんです。で、恥ずかしいタイトルなんですけど『タートル今田のすべて』という、今までの総集編的作品を出しました。総集編と銘打ってはいますが、未公開映像も入ってて…、例えば一番最初にハメ撮りをして失敗してるやつとかね。」
ーーレアですね。監督生活10周年を迎えて、今後更に挑戦してみたいことなどありますか?
今田「本当の彼女とか出してみたいですね。俺が一番最初に世に出したハメ撮り作品って、本当の自分のセフレ相手のものだったんです。女優さんじゃなくて一般人なのに顔出してね。そういうのをもう一回やらないといけないなって思うんです。そういうのをやらないとヒリヒリする感覚とか忘れていくんじゃないかって恐れがあって…。俺、今すげえダラダラ撮ってるんで(笑)」
ーー昔はダラダラしていなかったと(笑)。
今田「昔はもうちょっと頑張ってましたね(笑)。そういう感覚をもう一度取り戻さないといけない。」
ーー実際にそういう作品の撮影やリリースの予定はあるんですか?
今田「多分撮らないっすよ。」
ーーえええ…!?
今田「多分撮らないんだけど、そういうのはどこかで撮らないといけないなって思ってるってことです。」
(取材・文:菊池由貴)
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