他人の不幸は蜜の味と言いますが……
今回は風俗嬢さんたちの失敗談を、本誌ではお馴染みになった女性ライターの、まみりんが取材いたしましたぞ!!
本番までして泣き寝入りとは
ども、女性ライターの、まみりんです。実話大報さんでエロ本のお仕事をさせてもらうようになって半年くらい経つんですが、最近思うんですよね〝風俗嬢さんってネタの宝庫だな〟って。
というのも先日、とある風俗嬢さんと飲んでたんですが、色々と失敗談があるらしくて。で、それを聞いてたら面白いのから気の毒なものまで出るわ出るわ。
ということで今回は「エロくて笑える風俗嬢の失敗談」ということで、4人の女性に話を聞いてきましたよ。まずは、企画のきっかけにもなった飲み友、みっちゃんの失敗談から。彼女、OLしながら風俗始めて3年になるデリヘル嬢なんですが……。
「風俗初日、初めてお客さんをつけてもらったときに大失敗したんです、私!」
と言う、みっちゃん。どういうとこかというと、
「お客さんからお金もらい忘れちゃった!」
んだそう。え、普通は最初に料金もらうんだよね?
「そうなんだけど、ド緊張しちゃってて。タイマーセットするのも忘れちゃったくらいなの」
聞けば、ラブホでお客さんと対面した瞬間に頭が真っ白になっちゃって、挨拶した直後に、
「あ、じゃあ……シャワーお願いします」
と言ってしまった彼女。服を脱いでいる間も、
(あぁ、どうしよう……緊張するわぁ)
と恥ずかしさばかりが先に立ち、お金のことは一切思い出さずプレイに突入してしまったんですって。
「で、ベッドではお客さんに気持ちよくされすぎちゃって(笑)。だって彼氏もいなくてご無沙汰だったんだもん。気づいたら普通にセックスしちゃって、今度は快感で頭真っ白(笑)」
そして、お客さんとはホテルを出たところで別れ、徒歩10分の場所にある事務所に戻ったそうなんですが……。
「みっちゃん、お疲れさま。初仕事はどうだった? あ、お金、こっちに渡してくれる?」
と店長。その瞬間、顔面からサーっと血の気が引いたそうです(笑)。
「店長がそのお客さんに電話してくれたんだけど最初はつながらなくて。何度かしてつながったら、仙台に向かう新幹線の中だって」
新幹線ってのはウソか本当か怪しいとこですが(笑)。本●しちゃった後ろめたさもあり、自ら自腹を申し出たんですって!
(掲載/「実話大報」2018年1月号)