女性の活躍がめざましい現代。
新人男性社員にセクハラ研修を行なう女性も増えている!?
“褒めて伸ばす”研修で自身回復
アパレル関連会社で総合職として働く優香さん(31歳)の下に、他業種から転職してきた44歳の中年男性がついたのは昨年10月のこと。しかし営業力を買われて採用されたはずのその男性は、なかなか結果を出せずにいたのだとか。
「慣れない業種に戸惑っているように見えました。本来は渋めの顔立ちだけど、すっかり自信をなくして可哀想なくらい落ち込んじゃってて……。そのオロオロした様子を見ていたら放っておけなくなったんです」
そこで、彼を飲みに誘って元気付けようと考えた優香さん。するとその席で、彼が自信を失ったもうひとつの原因を知った。
「彼、奥さんに出て行かれたって言うんです。自信を持てずにいる原因がそこにあることに、すぐにピンときました。だったら私がするべきことは、ひとつしかありませんよね(笑)」
それがセックスなのは言うまでもない。で、戸惑う男性をホテルに誘った彼女。ベッドの上で優香さんは、ひたすら彼が自信を持てるような言動を心がけたそうだ。フェラをしながら、
「大き過ぎてお口に入らないかも……」
「40代とは思えないくらい硬いじゃないですかぁ」
そして、男性が攻めに回ったときには、
「触り方、上手ですね。こんなに感じるの久しぶり」
「奥まで届くぅ」
「イキすぎて、もうカラダが壊れちゃう!」
と……とにかく褒めまくったという彼女。
1回のセックスで営業成績アップ
「でも不思議なもので、最初はかなり大げさに言ってたんだけど、だんだん本当に気持ち良くなってきて、最後は言葉通りにイキまくっちゃった(笑)」
これぞまさに“褒めて伸ばす”教育。優香さんは女性上司の鑑と言えるかもしれない。実際、セックスで自信をつけた中年男性の営業成績は、その後うなぎ登りにアップしたそうだ。
「自分が上の立場になって初めて実感しましたが、男性って単純ですよね。一回のエッチで仕事の成績も全然変わってくるんですから。何はともれ、上司としての務めを果たすことができて良かったです(笑)」
ちなみに、現在もその男性とは定期的にカラダの関係を持っているという優香さん。彼女いわく、それも部下のやる気を管理するために必要なことらしい?
(掲載/「実話大報」2018年7月号)