「真夏のもえ旬Party with 生贄たち」レポート!
アーティスト活動時にはAMATSUKAを名乗り『innocent Angel』、『あいのうた』でCDも出している天使もえちゃんと、愛用ギターがリッケンバッカーとGibsonというあやみ旬果ちゃんが自身の音楽ルーツを語るトークイベントを8月11日に下北沢で開催!
この日は昼がトークショー、夜が2マンライブという豪華イベント。今回は昼のトークショー「真夏のもえ旬Party with 生贄たち」の模様をレポートします。
会場は昼の12時にもかかわらず超満員! ビッグスターの共演にファンは心をときめかせます。
司会の青柳貴哉さんとファンから「もえしゅん!」と呼ばれステージに登場した2人。逆光で神々しく見えます。
トークでは2人の思い入れのあるバンドや音楽の話を披露。
まずはもえちゃんの音楽ルールから紹介。
「いちばん最初に音楽と触れ合ったのはBUMP OF CHICKEN。BUMPの『K』って曲を聞いて『何だこれ!? めっちゃかっこいい!』となって聞いていた」とBUMP OF CHICKENとの出会いを皮切りにBUMP OF CHICKEN愛を熱く語るもえちゃん。
「次(にはまったのは)は高2の時、SEX MACHINEGUNSの『みかんのうた』です」と続けるもえちゃん。
初めてのライブ体験は「Plastic Tree。ヴィジュアル系です。学校の先生に『元気いっぱいライブに行ってきます!』と言って早退した」とコメント。
続いて旬果ちゃんの音楽遍歴を聞くと「やだぁ」と一旦は拒否しつつも「小学3、4年生の時にCoccoさんの『Raining』を聞いた。お姉ちゃんが聞いていたんですけど、当時、歌詞の意味が分からなかった。(日本)武道館ライブに行って号泣しました。好きな人が目の前で歌ってらっしゃるんですよ」と一転、熱くCoccoを語ります。
「中学校はヴィジュアルバンドにはまっていた。ナイトメアとかthe GazettE(ガゼット)とか」とやはり世代なのでしょうか、ヴィジュアルバンドにはまるのですね。
その後の「16、17(歳)は覚えていない」と語らない旬果ちゃん。何があった時期なのか気になります(笑)。
そして、もえちゃんが「青春の話をしたいね」ということで「旬ちゃんの青春話を聞きたい」と話を振りますが「いいよ。何もない! 本気で何もない!」とかたくなに拒否する旬果ちゃん。本当に何があったのでしょうか!
青春話が不発に終わり話題は好きな映画の話に。
すると今度は「スプラッター映画が好き!」と積極的に話す旬果ちゃん(笑)。続けて「親がすごい見ていたんです。『SAW』(2004年公開のサイコスリラー映画)を見せられたんですよ。それで、そういうの(スプラッター系)に慣れちゃった」と青春話と違い生き生きと語ってくれます。
旬果ちゃんの話を聞き、引くかと思ったもえちゃんは「『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』がめっちゃ好きでサイコパス系が好き」と負けません(笑)。
それを聞き「似たようなもんじゃん」とツッコミを入れる旬果ちゃん。2人が推薦する映画鑑賞イベントをやって欲しいものです。
その後も好きな映画やアニメの話が続き盛り上がりました。
トークが一旦、終了しシークレットライブに!
何ともえちゃん所属事務所の社長がギター、司会の青柳貴哉さんボーカルを務めもえちゃんと旬果ちゃんに贈る『もえ旬キッド』(ビートたけしの『浅草キッド』を替え歌にした曲)を披露。
歌詞は2人と仲の良い青柳貴哉さんが書き下ろし、2人への思いを曲に乗せて熱唱してくれました。
無類の音楽好きとして知られるもえちゃんと旬果ちゃんのトークイベントは大成功! 音楽にまつわる様々な生の声が聞け貴重なイベントとなりました。
(写真・取材 神楽坂 文人)