◯業界を代表するパフォーマーたち
ここからはフリーの踊り子さんで、特筆すべきパフォーマー3名をご紹介しましょう!
【栗鳥巣嬢】 読み仮名はそのまんま、くりとりす。一度聞いたら忘れられない名前のインパクトと枠にハマることのない、いい意味で突拍子もないステージは滑稽でもあり、ホロリとさせることも。元々SMショーからストリップの世界に飛び込んできました。自縛、自吊りショーをはじめ、マン筆似顔絵、自前スカトロ、レズビアン、ダッチワイフ、大人のおもちゃ使い方講座、テレホンセックスショーなど、引き出しの多さは圧巻。3年先までスケジュールがいっぱいと言われる人気パフォーマーです。それまでの業界ではご法度とされていた結婚・出産を公表して「母は強し」の精神で頑張っている彼女を僕は尊敬します。
【浅葱アゲハ嬢】 あさぎあげは嬢。彼女も元々はSMショーの緊縛モデルをされておりました。エアリアルティシュー、エアリアルリングを始めとした空中舞踊をストリップ業界に持ち込んだ第一人者とも言えますね。一般的なストリップショーにおいても類いまれなる才能をフル回転に発揮。デビューして十数年、身体のラインも一切崩れることなく、益々シャープにしなやかになっています。芸の引き出しの多さは当代随一だと、僕は思います!
【京はるな嬢】 超ド級の変態パフォーマンスは一度観たら忘れられません。二穴バイブショー、潮吹きショー、BLショーなど、通常のストリップショーもさることながら、一般の踊り子さんでは絶対に真似の出来ない演目が豊富。栗鳥巣嬢とのチームショー、内山沙千佳嬢とのチームショーなど、レズビアンショーにも定評があります。コケティッシュな身体から繰り出される特異なパフォーマンスのファンは多く、日本全国のストリップ劇場からオファーが来る人気舞姫です。十数年、舞台に立っているにもかかわらず、決しておごることなく、謙虚な姿勢は後輩の踊り子さんが見習うところだろうと、僕は思いますね。
フリーストリッパーは芸達者で表現技術も卓越した方が多いのですョ。是非とも全国のストリップ劇場へ足をお運びくださいませ!
昭和62年にストリップ芸人としてデビュー。以来28年間、その激動の業界を逞しく生き抜き、現在も年間200日は各地のストリップ劇場の舞台に立つ日本最後のストリップ芸人。また、ストリップ以外にも、ドラマや映画、Vシネマなどの映像作品への出演、フェティッシュ系イベントのプロデュース&司会、インターネットTVのMCなど、その活動範囲は多岐に渡る。
文=松本格子戸(記事引用元=ズバ王)
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