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【局部まる見え!?】一線級の人気AVアイドルによるあり得ないM字開脚ヌード…オナマイドの成長 ~成熟と晩年~

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1985年に創刊され、エロ雑誌の代名詞にもなった雑誌『デラべっぴん』。

この雑誌の名物企画だったのが本サイトでも復活した『オナマイド』だ。

その制作に大きく関わり、本サイトの『オナマイド』も手がけるデザイナーのほうとう氏にこの名物企画の誕生秘話を語ってもらった後編。(前編はこちら)^

 

ありそうで実はなかった男女の性交シーン


女性が胸を揉んだり、オナニーをしたりするブロマイド》。
略して「オナマイド」と僕が命名した連載企画の最初のモデルは、当時、“不思議ちゃん” 系かつ “ロリ系” のモデルとして人気のあった日向まこさんでした。撮影スタジオ…といっても英知出版ビル4階のデラ編集部の隣りにあった専務室を借りての撮影…。で、彼女は僕が描いたポーズ指示書どおりに、全裸のノーパン状態レンズに向かって “M字開脚” をしてくれました。しかも、股間を手で隠さずに…。なんと、ありがたかったことか。
 
「え? AVアイドルがカメラ前で股間をさらすのなんてあたりまえでしょ? なんでそんなことをありがたがってんの?」と思った読者は多いと思いますが、これには説明が必要でしょう。
 
1989年といえば、日本に「アダルトビデオ」というメディアが普及しはじめて、すでに6年ほどが経過していました。ところが、裸が仕事のAVアイドルといえども、局部が丸見えになるノーパンのM字開脚ポーズのスチル撮影など、当時はまず、あり得なかったのです(無名の企画モデルさんの扱いや、AV以前に発生していたビニ本裏本の世界は、また別でしたが)。
 
第一線の人気AVアイドルによる、字義どおり “有り難い” M字開脚のヌード写真に、僕は感激恐縮しながら、それを工作ページのいち素材として粛々とレイアウトしていきました。
 
そして完成した1989年11月発行の『デラべっぴん』12月号巻末に掲載された「動くブロマイド 新工作教室第一弾・まこの一日教師&生徒篇」。これが、のちに10年以上の連載になるとは、誰一人として思わなかった珍企画「オナマイド」の始まりでした。
さて、人気AVアイドルのあり得ない開脚ヌードのおかげもあって、読者からも好評で迎えられた新工作企画のスタートでしたが、なにしろ、半ば親しみを込めて《エロバカ企画》とも呼ばれた「オナマイド」。「AVアイドルのキャスティングは、すごく大変なんだ」と担当編集者から聞かされました。
そして、どうしてもAVアイドルをキャスティングできなかった月は、使用済みの写真を再構成した「傑作選」で切り抜けたのでした。(“日本一のデラべっぴんマニア” ことDBM氏のブログ「超別嬪マニア煩悩館」には、オナマイド出演モデルのリストがありますので、ご覧になればどのあたりが苦労した時期なのかが判ります。
 
 苦節10年間の連載中、オナマイドの単行本は4冊出ました。

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オナマイド本第1弾『デラべっぴん工作の本:スーパー・オナマイド』1992年7月20日メディアックスより発行

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オナマイド本第4弾『オナマイド純情』1998年6月25日英知出版より発行

 
オナマイドは、1回の掲載につき3種の工作を掲載するのがフォーマットでした。ですから、単純計算しても360種の工作をひねり出したことになります。でも、成年誌ではない、読者の年齢制限を設けていなかった「デラべっぴん」ですから、同誌における性表現には、自ずと限界がありました。つまり、アイデアはあってもやらせてもらえなかったのが “男女の性交” でした。
 
苦し紛れに、ペニスに見立てた透明プラスチックのパイプをほおばるものや、読者の指を写真の局部位置に空けた穴に直接つっこむようなヒドいもの(苦笑)までつくりましたが、絵面としてストレートな性交ネタはありませんでした(それゆえの「オナマイド」というネーミングだったわけです。)。
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1度も休まずに連載したオナマイドでしたが、2000年になったと同時に連載10年を越えたのを契機に「もういい加減、このあたりで止めるのが美しいだろう」と、デラ編集部からは引き止められましたが、自ら連載を降りました。
 
今回、「デラべっぴんR」で15年ぶりに完全復活させることになった「オナマイドXX(ちょめちょめ)」は、完全にアダルトコンテンツなので、25年来の念願であった(苦笑)リアルな男女のカラミがどんどん登場します。先日は、ついに “顔射” まで工作化しました。
こんなバカなことをするのは僕だけだろう、とおもっていましたが、先日、僕にも増しておバカなことを実現させた本を発見してしまいました。それが9年前に米国のコメディアン兼ライターのゲイリー・グリーンバーグさんと、イラストレーターのバルビス・ルーバスさんによってつくられた『The Pop-Up Book of Sex』というポップアップ絵本です。
 
The Pop-up Book of Sex
 
版元による公式のレビュー動画がこれ。
 
一般女性二人がキャッキャいいながら紹介しているスバラシイ動画。
 
かと思うと一般男性が独りで楽しんでいる動画。
 
どの動画もスバラシイですよね。どうか皆さんもせっせとオナマイドを完成させて、彼らのように楽しんでみてください。また、それを元に紹介したような、はしゃいだ動画を、ネットの動画投稿サイトなどに合法的にアップしていただけたら、復活させた当事者として、この上ない喜びです。(ほうとうひろし
 
※『The Pop-up Book of Sex』は日本でも入手可
 
 
 
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