── 人気女優になったあきさんが、デビュー作を撮ったSODに凱旋という作品ですね▼
佐々木 まだちょっと人目を気にしてる感じでした。
家太郎 そうそう。あの時は6Pまでやったんですよね。
佐々木 6Pはほんと、休む間もなくて、あの人(男優)たちすごいなって思いました。機械みたいですよね。で、気持ちいいのもすごく体力消耗するんですよ。
家太郎 ほう。
佐々木 何回も何回もイクわけですから。最後、電池切れの人間が代わる代わるヤられてる感じです。
家太郎 あの日、体長悪かったですもんね?
佐々木 そうでしたっけ?
家太郎 朝来た瞬間にものすごい不機嫌そうな感じで。
佐々木 あ、そうでした。疲れてて吐き気があったりして。でも、お味噌汁を飲ませてもらったら治りました。塩分足りなかったんですかね。
家太郎 あの日は、今日はどうなることかと思いましたよ。
佐々木 体調悪かったからブスッとしてましたね(笑)。
家太郎 1年でこんなに変わっちゃったんだぁって思いました。
佐々木 ハハハハハ。
── 人気出てよその現場でちやほやされて変わっちゃった…みたいに?
家太郎 はい。そういう人になっちゃったんだと(笑)。
佐々木 ブスッとしてたら思いますよね(笑)。
家太郎 でも、すごい忙しい時期でしたからね。
佐々木 実際、忙しさがピークの時は、自分に余裕がなくて、けっこう周りへの当たり強かったです。
家太郎 そういうもんですよね。
佐々木 だってあの頃、週4(本の撮影)をずっと続けてたんですよ。ほんのちょっとのことがイラッとする(笑)。
家太郎 ハハハ。
── もっと仕事をセーブしたかったんですね。
佐々木 したかったですね。