日本では意外に知られておりませんが、ヨーロッパは風俗大国でもあります。EUに属する大半の国では性風俗が合法!なのです。そんなヨーロッパの風俗事情をご紹介。
意外に知られていないヨーロッパの秘密
ヨーロッパでは風俗が合法と聞くと、皆さん一様にビックリされると思うのですが、実はEUに属するほとんどの国で、性風俗は合法化されております。これは風俗を違法としてしまうと地下に潜って、女性への搾取が行われてしまうから。つまり性風俗で働く女性たちの人権を守るために性風俗を認めることにしたのです。
ただ、フランスやイギリスなど多くの国は、店舗型風俗は管理売春になるとの認識から店の設置は許させていませんが、ドイツ、オランダ、オーストリアの三か国は、店舗型のフーゾク店まで認めているイケイケドンドンの国。オランダの飾り窓などは、世界的に有名な観光スポットになっております。
しかし、実際遊びに行くとなれば、一番便利で遊びやすいのは、間違いなくドイツです。今回、ご紹介するフランクフルトのエロスセンターは、駅から歩いてわずか5分の距離。なんと駅前に風俗街があるのです。
エロスセンターとは、売春営業を行いたい女性たちが、ひとつの雑居マンションに集まって暮らしている場所を指す名称です。通りに面した1階には、アダルト商品を売るお店やストリップ劇場が入り、2階より上のフロアが売春女性たちの住居となっています。フランクフルトのタウナス通り周辺には、こうしたエロスセンタービルが20軒近くも集まっているのです。
「ドイツでは店舗型風俗が許されている」と書きましたが、建前では、イギリスやフランスと同じように経営者のいる店に女のコを雇って売春させる事は禁止されています。そこで、ドイツでは「ビルの一室を女性たちが自らの意志で借りて個人営業として売春している」としたのです。
そして「売春営業の女性たちが借りた部屋が、たまたま同じビルだったんですよ」ってことなのです。これはオランダの飾り窓も同じ論理で、風俗営業できるエリアが決まっているので、その範囲内にある同じビルにたまたま女性たちが集まっている、ということになるのだそうです。
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