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みづなれいインタビュー「自分も昔は何もできなかったし、昨日の自分ですらもう恥ずかしいし、生きてて全部が恥ずかしいです(笑)」【後編】

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責任の重さと任される喜びと実力派ならではの悩みとは?

——これまで、辞めようと思ったことはありますか?

みづな 何度もあります。
頑張っても頑張っても、それが報われないというか、いいように使われてるだけなのかなと感じたりすることもあって。

でも、こっちがきつい現場っていうのは、スタッフさんもきついので、現場で目が死んでる人がいたら積極的に声をかけるようにしてますね。
『肩凝ってんじゃん』って肩揉んでみたり。

昔は自分だけが大変だと思ってましたけど、今はそういう周りの苦労が見えるようになりました。

——みづなさんは、ハードな作品も多いですが、そういう大変さはありましたか?

みづな いや、ハードなのは大変だけどできちゃうんですよね。
でも「100%出しきれなかった」と思うことが多くて、悔しくて泣きながら帰ったこともあります。

——聞いてると、課長クラスの責任ある役職の悩みみたいですよね。

みづな 円形脱毛症になったりしたこともありますね。

でも、自分も昔は何もできなかったし、失礼だったし、それを思うと常に恥ずかしいですね。昨日の自分ですら恥ずかしいから、生きてて恥ずかしいですもん。

現場で頼られるのや、任されることの大変さもありますけど、これまで積み上げてきたものがあったから、こういう役割を任せてもらえるようになったのかな、と、最近は前向きに思えるようになってきましたね。

——今後、どんな感じでやっていきたいですか?

みづな ファンの人たちが、座るとうちわで扇いでくれるぐらい尽くしてくれるんですよ。
その割にはいまいちこう、人気が出ないのが悩みで。

——自分で言いますか!?(笑)

みづな もう少し人気者になって「うちのれい様はこんなに人気者なんだぞ」と言われるような感じになりたいですね。

 

■ルックスに疲れや苦労は全然出ていないものの、AV女優という人気商売、かつ肉体的にも負担の大きい仕事を八年続けるというのは、こんなにタフなことなのか! と実感させられる発言が次々と飛び出した。

その中にも、みづなさんなりの倫理観やルール、プロ意識が見え、改めて、仕事やファンに誠実な人なのだな、という思いを新たにした。                             

 

◉Profile
みずなれい
5月20日生まれ(31歳)
T153 B82(Dカップ).W57.H86
血液型:AB型
趣味:読書 、エヴァ、ロードバイク
Twitter:@mizunarei

 (掲載:『月刊DMM』2015年12月号  インタビュー:雨宮まみ

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