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広告無しのガチお勧めAVランキング 業界ライターが選んだ本気のベスト10とは!?

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モザイク

20年にわたりエロ業界を見てきたフリーライターの安田理央氏。
AVを知り尽くす氏が選んだ2015年AVベスト10を発表してもらった。
過去5000本のアダルトビデオを見てきた彼のガチお勧め作品とは!?

並み居る強敵を抑えての栄えある第一位は!?

2015年、AV業界全体としては、大きなブームも大スターも生まれず、今ひとつ盛り上がりに欠けた感があったような気がしますが(ここ数年こんなことばかり言ってるような……)、個々の作品を見ると意外に良作が多く、豊作の年だったのではないでしょうか。

目についた動きとしては、熟女・人妻ジャンルを中心とした作りこんだドラマ物が復興してきたこと、そして盗撮っぽい撮り方の長回しシチュエーション物が増えてくるなど、セックスに至るまでの過程を重視した作品が受け入れられるようになってきた感があります。その一方で、シンプルで濃厚なセックスをストレートに描くガチセックス物も人気が高く、両極化しているとも言えます。

いずれにせよ、現在のAVは女優のスキルの高さに支えられている部分が大きく、監督の才気が今ひとつ感じられないのが残念ではあります。

それでは、筆者が極めて個人的な視点で選んだ2015年度AVベスト10作品を発表いたします。

第10位 中年おやじサークル中出しオフ会 6 澁谷果歩(クリスタル映像

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年末に、いくつかのAVライター座談会に出席したのですが、どこでも「今年のベスト女優」として最もライターたちから支持を得ていたのが澁谷果歩。アリスジャパン、アイデアポケットの専属を経て、今年の後半から企画単体として一気に出演数が増加。専属を離れてからの方が彼女の魅力を活かした作品が多いように思えます。個人的には、あまり爆乳が好きではないので、少し敬遠気味だったのですが、この作品での彼女の明るくてドエッチでサービス満点という淫乱天使っぷりには、さすがにやられました。

 

第9位 花と狼 川上ゆう(アタッカーズ)

団鬼六が1973年に発表した短編「花と狼」を映像化。どういうわけか団鬼六作品が映像化される時は、原作のニュアンスを無視した大胆なアレンジをなされることが多いので心配していたのですが、本作はかなり忠実。団鬼六作品のヒロインにはこの人しかいないとずっと思っていた川上ゆう、やっぱりハマってます。緊縛監修もしている奈加あきらとのSMプレイは圧巻の一言。M女の切なさやエロティズムが十分に伝わってきて感動しました。ただし後半、本来ならクライマックスである調教シーンがずいぶんあっさりしていたのは拍子抜け。急にテンションが落ちてしまうんですよね。とはいえ、団鬼六の映像化作品としては、今までで最も原作のニュアンスを活かしたものになっているのではないでしょうか?

 

第8位 小野寺梨紗、イキます。初体験4本番(エスワン・ナンバーワンスタイル)

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11月に「新人NO.1STYLE 小野寺梨紗AVデビュー」でデビューした小野寺梨紗の二作目。デビュー作の初々しさも捨てがたいのですが、本作での野外セックスでの羞じらいっぷりや、メイド姿でのご奉仕セックスの濃厚なサービスにはグッと来ましたね。奉仕の悦びに目覚めてきたのか、次第に艶っぽい笑顔になっていくのも最高。まだまだ引き出しがたくさんありそうで、今後の成長が期待できます。

 

第7位 バクシーシ山下ドキュメント第1弾 毎度お騒がせのAV業界で、また事件が起こりました。ロリコンAV監督が、23歳年下のAV女優と撮影とは関係なくセックスしてしまったところを盗撮されていたのです。実際に起こった事件を追いかける過程で発覚する新事実の数々。(V&Rプロデュース)

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今年、劇場版も公開されるビーバップみのる監督の問題作「501」(HMJM)のスピンアウト作品として先行発売されたのが本作。「501」撮影の裏側で起きていた「事件」を追いかけて行くと、話は思わぬ方向へと転がっていって……というドキュメント物ならではの面白さを味わせてくれました。グイグイと世界に引き込んで行く構成力とヒリヒリする緊張感。ああ、僕らのバクシーシ山下が帰ってきた、という喜び。山下監督は「実録 妖怪ドキュメント 河童伝説」(センタービレッジ)もバカバカしくて楽しかったけれど、彼の実力はこうしたドキュメントにこそ発揮されます。多くのAV監督が山下路線を狙ったけれど、やっぱり本家はレベルが違うのだと思い知らされましたね。

 

第6位 100人斬り 浅野えみ(アイデアポケット)

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ソフト・オン・デマンド社員女優としてデビューし、アイデアポケットに移籍後、8月でAVを引退した浅野えみ最も脂が乗っていた時期の作品。100人の男優を相手にするという超ハードなシリーズで、前年(2014年)リリースされた春原未来編を見た時は、全く手を抜かずに笑顔を浮かべて100人を相手にする姿を見て「日本のAV女優って、とんでもない進化をとげてるんだな!」と驚かされたけれど、浅野えみは、それを、なんでもないことのようにラクラクとこなしてしまう(ように見える)。実際にインタビューして話を聞いたのだけれど「もう、終わり?」という感じだったとか。その恐るべき鉄マンとタフさに感動しました。

 

第5位 【限定共演】MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー2015-1泊2日でイクッ!夢の大乱交AVオールスターズ!-(ムーディーズ

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【限定共演】MOODYZファン感謝祭 バコバコバスツアー2015-1泊2日…

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AVオープン2015を制した作品。「バコバス」シリーズは毎回素晴らしいのですが、本作はキャスティングが豪華すぎ。これだけのレベルの女優を投入できるというムーディーズのパワーに驚くというか、メーカー対抗にこれを持ってくるという大人気ないまでの容赦の無さに慄くというか……。男のファンタジーを映像化したものがAVなのだとすれば、これは一つの究極の形なのではないかと思います。とにかく、みんな楽しそうなのがいいんですよねー。あの世に極楽というものがあるとしたら、こんなところだったら、いいな。

次ページに続く)

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