2022年2月にアダルト界から引退する川上奈々美ちゃんが、今月もセクシー女優と真剣勝負の対談を敢行! 人生の酸いも甘いも嚙み分けた奈々美ちゃんがゲストから今後の人生設計やプライベート話をガチンコで聞き出します。
今回は事務所の後輩でもあり、奈々美ちゃん同様、演技で人を魅了する小倉由菜ちゃんが登場!
約1時間40分、17,000文字にも及んだ真剣対談はファンのみならず、誰もが注目する内容になりました。先輩後輩のガチンコトークをご覧ください!(全3回・中編)
■対談前編
川上パイセンカウントダウン対談・カウント6・中編!
――小倉さんは仕事に対して、すごい真面目なイメージがありますよ。
小倉 それは父親の血かな(笑)。でも、いきなりAVデビューしたり、デビュー前には韓国留学をしていたんですけど、それもポンって行っちゃたりしたので、友達からすれば「なにをするのか分からない」って思われているんです。私から見ると母親もそうなんです。「なにをするのか分からない、この女」って思っているんです。
川上 デビュー前から行動的なのか、なにか周りから突出していたんだね。母親からの警戒心はあったかもしれないけれど、両親やその時の環境のいくつかの要素があったからこそ、この世界に導かれたんだと私は思うけどね。もしかしたら、子が親を育てるタイプの家庭環境なのかも知れないよね。親はおぐゆなの仕事はどう思ってるの?
小倉 う~ん・・・。デビューする前に言うのが筋だと思うから親には言いました。コソコソしていてもいつかはバレると思うし、当時は実家暮らしだったので話しました。私は小学校から受験をして、親が入りなさいっていう学校に入って、習い事も毎日、行かされていたんです。
川上 なにをしていたの?
小倉 ピアノ、絵画、英語、体操とかしていて塾にも行っていました。
川上 絵画! 忙しかったね。
小倉 そうなんです。でも、「AVの仕事をしたい」って言ったのが、初めて自分を主張した時なんです。親はめっちゃ驚いていたし、母親は「せっかく産んだのに・・・」って言っていました。
だから、「地元でずっとひっそりと暮らしていくのはもったいないと思うから、例えばグラビアの仕事じゃダメなのか。芸能や仕事をやることは反対しないけど、なんでAVなの?」って言われていたんです。
川上 ほう~。
小倉 グラビアと似たような畑に見えて全然違うじゃないですか。そこを分かってもらおうと、「お母さんには迷惑をかけない」って説得したんです。それから生活に支障は出ていないので、「辞めて」とは言われていないんです。遠くから見守っている感じですね。
川上 いまでもAVを選択したおぐゆなに対しての態度は変わっていない? 親との関係性は変わった?
小倉 「大人だから自分の人生、責任取れ」みたいな感じになりましたね。
川上 いまでも話は聞いてくれたりするの?
小倉 いえ、親には仕事のことは話さなくなりました。親に全力で止められたけど、やっているけじめがあるので、仕事の悩みは話さないんです。
川上 そこだ! そこのひずみだ!
小倉 ひずみ!(笑)
川上 おぐゆなは真面目すぎるね。
小倉 そうですか?
川上 うん!
小倉 ははは(笑)。
――筋を通していますよね。
小倉 そうかあ。
川上 真面目すぎる! それは疲れるよ!
――AVの話になりますが、2人とも演技派で通っていますよね。
小倉 いえ、いえ、みぃななさんほどじゃないです。本当に。
川上 そうですね2人とも!(笑)
小倉 あはは(笑)。いや~(笑)。
川上 ははは(笑)。ブイブイ言わせていますね。はい!(笑)。
小倉 あはは(笑)。私は全然ですよ。
――撮影現場で演技力を期待されるプレッシャーはありますか?
川上 めっちゃ言われるよね。
小倉 AVの撮影現場はセリフを一言一句間違えないで言わないとならない現場じゃないし、逆にアドリブを効かせる感じだから、「好きにやって」って言われる感じです。
川上 私は3年前くらいまで、そのプレッシャーにムカついていました。「うっせぇえなあ」みたいな(笑)。「(演技)やれるよね?」って期待されるんです(笑)。「こっちに丸投げかよ」って思うんですよ。だから、そのプレッシャーに負けていた。
小倉 そうなんですか!?
川上 うん。でも、プレッシャーに勝てるようになって、いまは楽しいけど、あのプレシャーのかけかたってすごく雑だよね。そのプレッシャーのかけかたはいらないよね。こっちが喜ぶのかなって思っているんでしょうね。