出来ないはずの店でさせてもらう快感
もはや、「手コキ風俗」を知らない風俗ウォーカーはいないと思うが、今回はそこであった出来事だ。
「手コキ風俗」には、純粋な手コキヘルスやオナクラなどがあり、最近人気のメンズエステもそのうちに入るかも知れない。筆者が行ったのは、歌舞伎町のオナクラだった。
そのオナクラは、30分7000円程という、手コキ屋にしてはけっこう高級店だ。しかし、女の子は酷かった。
すぐ入れる女の子は4人ほどいたが、3人はブスという稀に見る惨状。残るひとりはけっこうカワイくて、完全にその子一択なのだが30分ほどかかるという。その子をお願いして、格安のレンタルルームに入った。
「ごめんね~、今日は学校長引いちゃって、最初のお客さんから押せ押せなの~」
約束の時間から20分ほど遅れて現れたのは、目鼻立ちのハッキリした吉高由里子似の「M」。写真よりカワイくて、心の中でVサインだった(笑)。
それとなく、自分がJDだということをアピールする釣り師だが、カットソーに隠れたおっぱいとくびれたウエストは、見るからに抱き心地よさそうで、遅刻の文句なんてもちろん言えない(笑)。
1000円の生乳タッチのオプションだけお願いすると、さっそくM字開脚の彼女を背後から抱き、柔らかいおっぱいを揉み始めた。
大きさはDカップくらいだが、乳首はコリコリしてるし、きめ細かい肌は手のひらに吸い付いてくる!
癖というかセオリーというか、この体勢でおっぱいを揉んだら、次に手が伸びるのは股間に決まってる。
スベスベで柔らかい太ももから、パンティーに指が移動したとき、彼女が運命の一言を言った。
地獄の沙汰も天国の沙汰もオプ次第
「マ●コさわりたい? 指入れてもいいけどお金かかっちゃうよ、4000円」
HPには載ってないオプションなので個オプだろう。それに、めちゃカワイイ女の子に「オマ●コ」なんて言われると、それだけで股間の硬さが一段階変わってくる。
4000円は痛いが、ぜひ、美女のヒダを感じてみたい。指入れオプを了承し、薄みどり色のパンティーのクロッチ部分に指を這わすと、ジメジメした潤いが指に伝わってきた。
パンティーの脇から指を侵入させ、狭そうな入り口にあてがい、湧き出ている汁を纏わせると、ゆっくり奥まで侵入させた。
(暖~ったかいんだからぁ…古)
ソコは熱い汁で溢れ、まるで足湯に浸かっているような心地良さが伝わってくる。さらに、ヒダを指の腹で愛撫すると、彼女の口から艶かしい溜息が漏れてきた。
「気持ちいい? 舐めてあげようか? Mちゃんのマ●コ、カワイイだろうな」
そう聞いてみた。
「うふふ、ピンク色だよ(笑)。50人も経験あるようには見えないって言われるよ」
「50人⁉︎ その歳でそんなに経験あるの。じゃ、オジサンもその中に入れてよ。ゴム付きでいいからさ」
「ダ~メ(笑)」
「じゃナマで」
「バ~カ(笑)」
そんな、本気とも冗談とも取れる本●交渉をすると、Mは予想外のことを言ったのだ。
「じゃあ、イチゴーならイイヨ」
「マジ⁉︎」
裏オプ重ねた先に見える運命の分かれ道
こりゃ行くしかない! 年に一度出会うかどうかの美女だ。
用意周到、彼女は自分のバッグからゴムを取り出し渡してきた。自分で装着すると、それを確認して彼女はパンティを脱ぐ。
覗き込むと、ヘアーは薄めで、本当に50人も咥え込んだのかと思えるピンクのヒダ穴が、まるで深海生物のようにクパクパと蠢いているのだった。
彼女は上半身裸でスカートのみ。筆者も半裸で狭い部屋の狭いベッドの上で、束の間のヒミツのオプションプレイを楽しむのだった。
もちろん気持ちよく遊ぶことができた。しかし、レンタルームを出て、冷静な頭で考えてみると、たった30分で、基本料金とオプション代で2万7000円が消えたということに驚いた。
そういえば、ナマ乳だってちょっと揉んだだけだし、指だって1本しか入れてない。たしかに若くてカワイイ子だったけど、デリヘルやカジュアルソープにだっていそうな感じじゃないか。
果たして、オナクラの30分コースで2万数千円も使ったオイラってアホですか?(笑)。
(写真・文/松本雷太)
執筆歴22年、風俗ライター、風俗史研究家。