
セクシーな衣装を身に纏ったmiruちゃんのコスプレ系写真集『Cosplay Fetish Book miru』(ジーオーティー刊)の発売を記念したイベントが、12月27日、東京・神保町の書泉グランデにて開催されました。会場には発売を心待ちにしていたファンが集まり、開演前から高揚感を含んだ空気が、店内に広がっていました。

『Cosplay Fetish Book miru』で披露されているのは、Jelly Fish、Denim Rabbit、Gold Java Sparrow、Bat Girl、Leopardといった、生き物をモチーフにした個性あふれるコスチュームの数々です。
清楚な印象を軸にしながらも、衣装ごとにまったく異なる表情と空気感をまとっていく姿は、まさに七変化という言葉がふさわしく、ページをめくるたびに雰囲気が切り替わる写真集の世界観を、そのまま立体化したかのようでした。

透き通るような存在感を放つJelly Fish、可憐さと遊び心が同居するDenim Rabbit、艶やかで重厚なムードを纏ったGold Java Sparrow、さらにBat Girlではクールで挑発的な一面を、Leopardでは大胆さと色気を前面に押し出し、これまでにないフェロモンを誌面いっぱいに広げていきます。
清楚系というイメージを大切にしながら、そこから思い切り振り切った表現を重ねていくことで生まれるギャップが、より鮮明に際立っていたのも印象的でした。
そこで、イベントを前にmiruちゃんには、写真集の魅力についてたっぷりと語っていただきました。

――これまで多くの写真集を出していますが、コスプレの写真集は初めてですか?
「はい、初めてです」
――コスプレ自体には興味はありますか?
「コスプレは好きですね。ひとりでやることはあまりないんですけど、こうやって用意してもらえる形だと、すごく楽しいですね」
――イベントなどでコスプレ撮影をしたことはありますか?
「そんなにがっつりやったことはないと思います」

――AV作品の中でもあまりないですか?
「AVでもほとんどないですね」
――今回は、いわゆるコスプレというよりコンセプト重視ですか?
「そうですね。全部『生き物』がテーマになっていて、かわいい雰囲気のものばかりでした。最近あまりこういう撮影をしていなかったので、すごく新鮮でしたし、面白かったです」
――通常の写真集だと水着やデート風のイメージも多いですが、今回はまた違いますよね?
「はい、とても新鮮でした」

――一番好きな衣装はどれですか?
「私はクラゲが一番好きです」
――Jelly Fishですね。
「こういう雰囲気のものが好きなので、すごくかわいくて、撮影もすごく楽しかったです」
――文鳥を飼っているそうですが、今回、鳥をモチーフにした衣装もありましたね。
「Gold Java Sparrowは難しかったです。羽をたくさん付けたりして、すごくかわいく仕上がっていて、鳥っぽく撮れたんじゃないかなと思います」
――写真集の中からお気に入りのページを教えてください。
「このクラゲの見開きページはきれいですね」

――どのあたりがお気に入りですか?
「顔もすごくかわいく撮れているし、水の中に入っていて、淡い水色の雰囲気がとてもきれいで好きです」
――いよいよ今年も残すところ数日です。どんな一年でしたか?
「本当に忙しい一年でした。プライベートも仕事もどちらも忙しくて、すごく充実していました。テレビ番組の『月ともぐら』や海外イベントなど、本当にいろんな場所に行きました」
――それだけ人気があるということです。
「ありがとうございます」

――来年の目標はありますか?
「来年の目標は、スケジュール管理をしっかりすることです。毎年いろいろ言っているんですけど、忘れてしまうので、今回はちゃんと現実的な目標にしました(笑)。行きたいところもたくさんあるので、体調を崩さないようにしたいです」
――最後に、写真集を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
「写真集を発売できて、本当にありがとうございます。応援してくれる皆さんがいなかったら、こういう作品は出せないので、こうして形にできてとても嬉しいです。これからも斬新で楽しいものを作れるように頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします」
発売記念イベントでは、購入者への写真集お渡しの時間が設けられ、終始和やかな雰囲気の中で進行しました。一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢や、自然体の笑顔からは、作品を通してだけでなく、直接会う場を大切にしている思いが、miruちゃんからしっかりと伝わってきます。

今回の『Cosplay Fetish Book miru』は、miruちゃんがこれまで見せてきたイメージをなぞるのではなく、新たな側面を提示する一冊です。清楚と背徳、可憐と妖艶が交錯する世界観は、写真集という枠を超え、強く記憶に残る体験として来場者の胸に刻まれました。
この一冊を起点に、さらに広がっていく表現の先を期待せずにはいられない、濃密な写真集となりました!
(写真・取材:神楽坂文人 )



