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新しい風俗アイデアはいつも関西から?
東京から大阪に遊びに行くと、その「適当さ」というか「アジア的」(?)な雰囲気が非常に楽しいよね。
たとえば…
深夜の歓楽街を歩いていると、通りすがりのちょっと目の焦点が怪しいオバちゃんがいきなり、
「三千円ちょうだい」
と言ってきたり(実話)、風俗店の風呂が共同浴場だったり(過去の実話)!
田舎者が集まって強欲の街に仕立てた東京に比べると、常識外れなことをしても笑って済まされる雰囲気を感じます。だからこそ、新しい風俗のアイディアは常に大阪から発信されるのかもしれないっすね。
今回、記者が潜入した尼崎はお隣の兵庫県ですが、東京人としては同じ大阪のDNAを感じるカオスな街。この街に、いまだに青線街が残っているのは有名だけど、もうひとつ有名なのが尼崎は本サロの街だってことなんです。
かつて、埼玉県の西川口を筆頭にそこら中にあった本サロは現在、風営法の取り締まりによってほぼ壊滅状態となってますが……このカオスな街には、まだ4軒の本サロがあるらしい!
が、かつての本サロ街を歩いても、一見客にはそれを見分けるのは無理っぽい。
で、マンガでお伝えする通り、無理を承知で風俗案内所に入ってみたんですが、まさかそこが本サロの受付、というか入り口だったとはねぇ。迷った客は自分の店にご案内……これもまた新しいアイディアだね!
全国的にも希少な尼崎の本●風俗街!
尼崎の歓楽街は、全国規模で見ても非常に珍しいくらい、いまだ本●風俗が充実した街と言えます。本サロは上記事で書いた通りですが、かんなみ街(当地では通称・パーク)のちょいの間は戦後から約70年間続いていて、現在も夜になるとピンク色のネオンに包まれる不思議な空間なんです。
そしてもうひとつ、大阪府内からは追い出されてしまったソープランドが尼崎には2軒あり、意外にも(失礼)若くてカワイイ女のコと3万円程度で楽しむことができる。
全国に現存するちょいの間街を見てみると、ソープランドと共存するちょんの間街は、川崎の堀之内や南町を始め徳島や小倉にあるが、そこに本サロまでが加わる街となると……ほぼないというのが現状。しかも、阪神尼崎のように、一駅という徒歩圏内で選べる街は皆無と言っていいんじゃないでしょうかね。
もちろん他にも、中国エステにデリヘル、ポン引きなど、多彩な裏風俗が楽しめるアマの街……これって、関西だからこそ許されているんでしょうね(笑)。
【潜入データ】 女性年齢/35歳 料金/30分1万2000円 店は通常のピンサロのようなボックスじゃなく、広い店内をカーテンだけで仕切った感じ。 ひょっとして元居酒屋? なんて感じで、これもまた関西っぽいのだ(笑)
(取材/大島ギャル男 マンガ/濱野アルパカ 掲載/「実話大報」2016年4月号)